当初はビリー・クアランティーロ vs. ビル・アルジオ、ハーバート・バーンズ vs. クセイン・アスカボフが組まれていたが、直前でクアランティーロとアスカボフが欠場。両者と対戦予定だったアルジオ vs. バーンズに変更となった。
長身で長いリーチを持つアルジオはコンテンダーシリーズで敗れたものの、代役でUFCデビューすると、ここまで2勝2敗。負けた相手はリカルド・ラマスとヒカルド・ハモス。33歳。バックボーンはレスリングで柔術も黒帯。お隣ペンシルベニア出身。
ウェルター級タイトルにも挑戦したギルバート・バーンズの弟ハーバートは2年ぶりの試合。膝前十字靭帯の手術を受け長期欠場していた。欠場中に自身のジムをオープンし、ジムの経営に注力していたために練習ができず、4,5ヶ月前からようやく練習を再開している。兄同様のグラップラーで、UFCデビューから2連勝していたが、前戦は体重オーバーの末にKO負け。所属のサンフォードMMAは、スポンサーでもあるキル・クリフが命名権を獲得し、今月からキルクリフFCと改名している。
間合いを詰めてケージに詰めるバーンズ。四つでクラッチしたしかしアルジオが入れ替える。バーンズ反り投げ。下になりかけたが上に。マウントを狙う。反転したアルジオだが三角!体をまたいで防ごうとしたアルジオだがマウントにして絞める。さらに反転して下になり絞めるバーンズだがアルジオ外した。腕十字を狙ったバーンズだがクリアしてハーフで押さえ込むアルジオ。バーンズちょっとスタミナを使ったか。ガードに戻すがアルジオがインサイドからパウンド。下から殴り返すバーンズのパンチを交わして殴る。バーンズの腕十字も読んでいる。強烈な右パウンドがヒット。腕十字を胸を張って外すとまたパウンド。バーンズ立とうとしたが力なく倒れてまた下に。パウンドを入れるが離れてスタンドを要求。バーンズすぐ立てない。相当消耗している。立つとすぐに詰めるアルジオ。組んだバーンズだが投げを潰され下に。アルジオハーフで押さえ込みパウンド連打。ホーン。
1Rアルジオ10-8。バーンズかなり消耗していてラウンド終了後もすぐには立てず。再開前にドクターチェックが入るが、続行。
2R。アルジオの蹴りをキャッチしてスタンドバックを奪ったバーンズ。ヘンゾフックから後方に引き込んだが、雑で上を取り返される。また三角を狙うも読まれている。ガードを取ったバーンズだがアルジオ立って離れる。寝ているバーンズのボディを蹴る。バーンズ下から足に絡みつくが、また離れた。ブレイクがかかるが、立てないバーンズを見てレフェリー止めた。
久々の試合だったバーンズ、ドクターは右膝をチェックしているが、負傷もあったのか?完全なスタミナ切れに見えたが。