Bellator283:メインイベント・ドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソン

ウェルター級5分5R。しかしリマは1.8ポンドオーバーしキャッチウェイトに。リマ3位、ジャクソン4位。

3タイムウェルター級王者のリマ。ウェルター級トーナメントで優勝し3度目の王者となると、ミドル級に上げてゲガール・ムサシのタイトルに挑戦したが判定で完敗。さらに25連勝中のヤロスラフ・アモソフに敗れて王座陥落。昨年10月、かつてKOしたマイケル・ペイジと再戦したが、スプリット判定負けで3連敗。しかし階級上のムサシ戦はノーカン、ペイジ戦はマスコミがほぼリマ勝利を支持していた内容で、評価は落ちていない。むしろ今回の体重オーバーで評価を落としてしまった。

ジャクソンはBellatorデビュー戦のエド・ルース戦でスプリット判定負けしてから5連勝。すべて判定だが、ベンヘン、ネイマン・グレイシーポール・デイリーに勝利している。

いきなりプレスしてきたジャクソン。リマケージを背負う。カーフキックを入れるリマ。しかしジャクソンプレスし続ける。プレッシャーを掛け続けるが打撃をもらうジャクソン。が、ジャクソンタックル。ダブルレッグからテイクダウン。リマのガード。密着したままパウンド。リマスイープを狙うも返せず。リカバリーもなく下のままのリマ。肘・パウンドを入れるジャクソン。ゴング。

1Rジャクソン。

2R。ジャクソンすぐに詰める。ケージを背負ったリマにタックル。テイクダウンしバックに。片膝を着いた体勢のリマ。立ったところでスタンドバックから投げたジャクソンがテイクダウン。サイドで押さえ込んでいるが、リマはガードに戻す。が、1R同様にガードで凌ぐだけでリカバリーがないリマ。ケージを蹴って体勢を変えると腕十字。腕を引き抜いたジャクソン。リマ下から蹴り上げ。顔面にヒットしたが、ジャクソンまたハーフにして固める。そのままゴング。

2Rジャクソン。

3R。リマのカーフキックで足が流れるジャクソン。しかしまたタックル。ケージで耐えるリマだが、押し込みながら膝を入れるリマ。テイクダウンを狙うジャクソンを投げ返してリマが上に。ジャクソンすぐにケージに移動し上半身を起こすと簡単に立つ。逆にタックルへ。尻クラッチから外掛けテイクダウン。またパウンド・肘を入れていくジャクソン。リマ、このラウンドも下から逃げる動きがない。会場ブーイング。ゴング。

3Rジャクソン。

4R。ジャクソンがプレスすると、すぐにケージを背負ってしまうリマ。ジャクソンタックル。テイクダウン。スイープを狙ったリマだが、失敗すると、またガードに。ブーイング。ジャクソンインサイドからパウンド。背中を付けているリマ。ジャクソンのコツコツパウンドが続きゴング。

4R、リマは何もしていないので10-8がついてもおかしくない。

5R。ジャブを放つジャクソン。タックル。テイクダウン。ケージを背負って座った体勢のリマだが、ジャクソン寝かせた。またリマのクローズドガード。まったく展開ないまま、会場の大ブーイングをBGMにジャクソンのコツコツパンチが続いてタイムアップ。

三者フルマークでジャクソン勝利。

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