ヘビー級だったがバーネットが1.5ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。
ミドルからヘビーまで上げたコリアー。ヘビー級転向後は2勝3敗。ナチュラルヘビー級ではなく、元ミドル級だけに、意外と軽快な動きを見せる。前戦は元王者のアルロフスキーにひたすらケージ押し込みで攻めていたが、2R以降アルロフのパンチを被弾する展開が増えて判定負け。
バーネットは日本でもIGFを主戦場とし、着ぐるみでの入場と体格に似合わない軽快なダンスで人気を博したが、当時は無差別級で150kg前後で戦っていた。UFCとの契約を果たしてリミットギリギリまで減量していたものの、4戦目でついに計量オーバー。初戦はベン・ロズウェルに良いところ無くギロチンで一本負け、2戦目はバックスピンキックでKO勝ちしパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞。しかし前戦のマルティン・ブダイ戦は終始圧をかけられケージを背負う展開で、3Rにバックを取られて肘をもらった際に後頭部に入って戦闘不能となり、テクニカル判定の結果フルマークの判定負けとなった。
いきなりフックを振り回すバーネットだが、コリアーのパンチをもらってダウン!バックからパウンド連打!なんとか立ったバーネット、パンチを打ち返してしのぐ。コリアーがまたパンチで出ていく。カットしているバーネット。左がヒットしたバーネットだがコリアー詰めていく。コリアーのワンツーがヒット。バックスピンキックを見せたバーネットだが、コリアーが四つから外掛けテイクダウン。マウント!背中を向けたバーネットだがコリアーバックマウントからパウンド。チョーク。しかし顎の上。反転して立ったバーネット。またコリアーがパンチを打ち込むがバーネットも打ち返す。両者疲れている。ホーン。
1Rコリアー。
2R。バーネットのワンツーがヒット。コリアーが組み付いていくが引き剥がした。コリアーの方が疲れているか。バーネットがパンチを打ち込む。また組んだコリアーだがすぐに引き剥がすバーネット。四つからテイクダウンを狙ったコリアーだが倒せずうつ伏せに!バックに回ったバーネット。パウンド!マウントになりパウンドラッシュ!休まず打ち続けるバーネット。コリアー逃げようとするが打たれ続ける。レフェリーストップ!
バーネット、大逆転勝利!が、体重オーバーはいただけない。ともかく、重たい判定決着が続いているところで大いに会場を盛り上げた。
1Rほど勝利を手中にしていたコリアーだが、仕留めきれず消耗してしまった。