UFC279:第3試合・チャド・アンヘリガー vs. アラテン・ヘイリ

バンタム級

カナダのアンヘリガーは昨年のコンテンダーシリーズで、元ONEファイターのムイン・ガフロフにスプリット判定勝ちしてUFCと契約。35歳の遅いUFCデビューとなったが、初戦はUFC0勝1敗のジェシー・ストレーダーに3Rパンチでダウンを奪ってマウントからのパウンドラッシュでKO勝ち。

中国・内モンゴル自治区出身の内モンゴリアン・ヘイリはモンゴル相撲がバックボーン。UFC3勝1敗1分けで、1分けもリードしていた展開からテイクダウンされそうになってケージをつかんでしまい減点されてのもの。重いパンチが武器のストライカー。

距離を取り打撃をヒットさせていくアンヘリガー。ヘイリ詰めていくが間合いに入りきれない。が、アンヘリガーが出たところに左をもらい後退。詰めていくヘイリにパンチの弾幕を張り寄せ付けないアンヘリガー。サークリングして凌ぐ。負っていくヘイリだが間合いまで入れない。が、アンヘリガーが出たところに右がヒット。鼻血を出しているアンヘリガー。ケージに詰めて右フックを入れたヘイリ。アンヘリガーのパンチもヒットしたがヘイリ引かない。飛び込んで左右のフック。ホーン。

1Rヘイリ。

2R。また詰めていくヘイリ。ジャブ・カーフキックを入れるヘイリ。右が相打ち。アンヘリガー、打撃のリズムが良くなってきた。しかしヘイリが出るとケージを背負わされる。アンヘリガーの打ち終わりにパンチがヒット。ケージに詰められたアンヘリガー。タックルで組んで入れ替えると離れた。距離を取りサイドキックを放つアンヘリガー。ヘイリは踏み込んでワンツー。ホーン。

2Rヘイリ。

3R。ヘイリ一転してタックル。シングルレッグで倒すとパウンドを入れるが、ガードには入らず立った状態で足を蹴る。アンヘリガーも下から蹴り上げ。ブレイク。アンヘリガーカーフキック。足が流れるヘイリ。ワンツーを入れるヘイリにまたカーフ。アンヘリガーなかなか手が出ない。フェイントのみが続く。残り1分。ヘイリまたシングルレッグ。テイクダウン。今度はインサイドからパウンドを売っていく。かつぎパスを狙うとバックからパウンドを打ち込む。タイムアップ。

最後に印象付けたヘイリ。

三者フルマークでヘイリ勝利。

これで4勝1敗1分けといい成績になってきたヘイリ。次はランカークラスとの対戦が見たい。

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