超RIZIN
第1試合・三浦孝太 vs. ブンチュアイ・ポーンスーンヌーン
超RIZINはアメリカのプライムタイムに合わせての開催で海外向けのカードになるというから、てっきり日本では知名度のない外国人選手同士の対戦とか?と思っていたが、結局ほぼ国内向けのラインナップに。海外には超RIZINのみ29.99ドルでPPV中継されるが、それにしてももっとRIZINをアピールするカードを組んだら良かったのでは。唯一のMMAの試合がプロ2戦目のカズジュニア vs. デビュー戦のタイ人ボクサーでは。
三浦KO勝ち。
第2試合・吉成名高 vs. バンダサック・ソー・トラクンペット
これもなぜ超RIZINなのか疑問。まあ他にふさわしい試合がなかったということだろうが。
トクランペットに最近の実績がないので吉成KO勝ち。
この試合は、チケットの売れ行きが芳しくないため、チケット手売り要員として組まれたのだろうなと。さすがに最初からこのラインナップで超RIZINをやろうとは考えていなかっただろうから、途中で不測の事態(スポンサーの逮捕とか)があった影響なのだろう。
ジジは過去に試合に出たことはあるようだが、試合向けのトレーニングはしてないだろうし、3Rもたずにスタミナ切れで自滅すると予想。皇治のTKO勝ち。
メインイベント・フロイド・メイウェザーJr vs. 朝倉未来
メイウェザーのエキシ自体に興味がない。天心戦の時は、引退から1年でギリギリトップの幻想があったが、引退から5年もたって45歳になった今、もう世界ランカークラスの実力はない。メイウェザー自身もそのことがわかっているのか、天心戦では明らかに仕上がっておらず(ジムにも2,3回しか行っていなかったとのこと)、当日ウォーミングアップをすることもなくリングに上っていたが、最近のエキシにはちゃんと仕上げて出場しているが、ここ2戦のエキシはいずれも倒せずドロー(ポール戦は体格差があり、ドン・ムーア戦はダウンを奪ったが)となっている。
メイウェザーがまだRIZINのエキシで稼げると思っているならKOしに行くかもしれないが、もう潮時と考えているなら、無理せず流す可能性もある。
倒しに行くと予想してメイウェザーの3RKO勝ち。
RIZIN.38
この日組まれた全カードの中で、一番見どころがありそうな試合。
朝倉未来にはダウンを奪われ、矢地にはパンチで打ち勝ったグスタボ相手に大原がどこまで打撃で主導権を握れるか。
大原KO勝ち。
第2試合・萩原京平 vs. 鈴木千裕
3月のドミネーター戦でグラウンドはまだまだであることを露呈した萩原。久々に打撃系の相手との対戦。両者打撃を振り回すので当たった者勝ちになりそう。
鈴木KO勝ち。
第3試合・シビサイ頌真 vs. カリュ・ギブレイン
GLADIATOR王者のギブレイン。韓国で元UFCファイターのヤン・ドンイに勝っている。ドンイはUFCを1勝3敗でリリースされた後、2015年の韓国大会で再契約し勝利。しかしそこから試合がないまま、またリリースされていて、UFC以来3年ぶりに復帰した2戦目にギブレインと対戦し敗れている。復帰後の実力のほどは不明だが…。序盤のテイクダウンで極められないと、接戦になった時、スタミナ切れしたシビサイが打撃で攻められ劣勢になるかもしれない。
ギブレインKO勝ち。
第4試合・扇久保博正 vs. キム・スーチョル
かつてアジアNo.1バンタム級ファイターの幻想があったスーチョルだが、2017年に26歳の若さで引退表明。昨年4年ぶりに復帰したが1R一本負け。今年5月に同じ相手にKO勝ちでリベンジしたものの、26~29歳の貴重な時間にブランクが空いてしまった影響は大きいように感じた。久々のバンタム級復帰初戦の相手が、現RIZIN最強(堀口はBellatorからのレンタルだとして)の扇久保というのは厳しいか。
扇久保判定勝ち。
第5試合・浜崎朱加 vs. パク・シウ
1年前なら大きな格の差が存在していたカード。しかしその1年で浜崎は連敗し王座陥落。パク・シウは伊澤を苦しめ、RENA・浅倉を撃破。立場は逆転している。
打撃の技術では浜崎が上だと思うが、ヒット数で上回っても、ダウンを喫してシウが判定勝ちと予想。
RENA戦で序盤パンチでいきなりダウンし、このままかと思われたが、サバイブして判定まで持ち込んだスヴェッキスカ。弱い選手ではないが、伊澤相手にはチャンスがあると思えない。
伊澤一本勝ち。
メインイベント・堀口恭司 vs. 金太郎
Bellatorで連敗した堀口がRIZINで調整試合。紛れる要素はない。
堀口KO勝ち。