UFC on ESPN+28:オッズ/予想と展望

ケビン・リー 1.69
チャールズ・オリヴェイラ 2.25
デミアン・マイア 2.55
ギルバート・バーンズ 1.57
へナート・モイカ1.30
ダミア・ハゾヴィッチ 3.75
ジョニー・ウォーカー 1.69
ニキータ・クリロフ 2.25
フランシスコ・トリナウド 1.63
ジョン・マクデッシ 2.40
ジュシー・フォルミーガ 1.63
ブランドン・モレノ 2.40
ランダ・マルコス 3.70
アマンダ・ヒバス 1.30
エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス 1.80
アレクセイ・クンチェンコ 2.05
ハニ・ヤヒーラ 2.60
エンリケ・バルゾラ 1.54
マリーナ・モロズ 2.10
マイラ・ブエノ・シウバ 1.77
ブルーノ・シウバ 1.80
ダヴィッド・ドヴォルザーク 2.05
ヴェロニカ・マシード 1.57
ベア・マレッキ 2.55

土壇場での無観客開催となったUFCブラジリア大会。世界一地元選手をサポートするブラジルのファンがいない状態で、ブラジル人ファイターたちの戦いぶりにはどう影響を与えるか。

メインはUFC最多一本勝ち記録を持ち、現在6試合連続フィニッシュ勝利中のオリヴェイラが登場。これだけフィニッシュ勝利する一方、なかなかランカーとの試合が組まれない謎の扱いの悪さだが、今回はランキング8位のケビン・リーと対戦。

リーはバルボーザ戦ではテイクダウンからのパウンドでドミネイトしたが1ポンドの体重オーバー。次戦のアイアキンタ戦で僅差判定負けすると、減量苦からウェルター級に転向。が、初戦で元ライト級王者のハファエル・ドス・アンジョス相手に後半失速しての一本負け。結局この1戦のみでライト級に戻すと、前回は無敗のエリートレスラー・グレゴール・ギレスピーを1RハイキックでKOし、力の差を見せつけている。

対する地元のオリヴェイラは現在6連勝中。UFC史上最多一本勝ち記録を持つ一方、直近2戦はKO勝ちと、打撃も強くなってきている。UFC16勝中15フィニッシュのフィニッシャーだが、なぜかチャンスを与えられず、6連勝の相手はすべて格下のノーランカー。今回、ようやくランカーと対戦のチャンスを得た。一時フェザー級に落としていた時は体重オーバーを繰り返していたが、ライト級に戻してからは安定している。

オッズは無観客開催が決まる前のもので、地元補正もあるのかもしれないが、それでもリー優勢。打撃が強くなってきているとはいえリーには及ばないし、テイクダウンを取れないとグラウンド勝負も難しいので、オリヴェイラにとって厳しいか。

リーがパウンドでKO勝ち。

セミでは年内での引退を表明しているデミアン・マイアが登場。外国人選手の引退宣言はあまり信用できず、先日もエヴァン・ダナムが引退宣言後にあっさりと復帰を決めているが、42歳でウェルター級最年長のマイアにとっては年内引退は現実的なプランだろう。

UFCで最も柔術を体現する男・マイアと対戦するのは、同じブラジル人で柔術世界王者のギルバート・バーンズ。今でもMMAの試合と同じペースでグラップリングの試合に出ている一方で、UFCでは重いパンチでのKO勝利もある。それでもライト級では中堅クラスだったが、試合2週間前に代役で1階級上のアレクセイ・クンチェンコ戦と対戦し勝利すると、元ランカーのグンナー・ネルソンに勝利。いきなりランキング5位のマイアと対戦するチャンスを得た。

体格的にはいまだにライト級適正と思われるバーンズだが、打撃では優勢。トータルの引き出しの多さでバーンズか。

第1試合開始は朝6時から4時に変更。速報します。

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