UFC280:第3試合・アルメン・ペトロシアン vs. A.J.ドブソン

ミドル級。

ジョルジオ・ペトロシアンの他人・アルメン。ペトロシアンらしくキックがバックボーンで、ローカルでは勝った試合はすべてKOしていたが、UFCデビュー戦は打撃で押される場面もあってのスプリット判定勝ち、2戦目はカイオ・ボハーリョにポジションを奪われる展開で判定負け。

こちらもコンテンダーシリーズからデビューしたドブソン。初戦はUFC1勝1敗のジェイコブ・マルクーンと対戦し、テイクダウンされると逃げられず判定負け。アメフト出身。セコンドにUFC殿堂入り・マーク・コールマンがついている。

蹴りを出すペトロシアンだが、キャッチしてテイクダウンしたドブソン。しかし押さえ込めず、振りほどかれ立たれる。パンチを打ち込むとカーフキックを入れたペトロシアンだが、ドブソンのパンチがヒット。しかしペトロシアンの蹴りの間合い。コールマンはゴー!とアドバイスを送るが、出られないドブソン。ペトロシアンが打撃を入れていく展開が続く。ドブソン出て行くが、距離をキープするペトロシアン。またカーフキック。ミドル。パンチで出るドブソン。残り30秒でタックルからテイクダウンしたドブソンだが、ペトロシアンすぐに立とうとする。スタンドバックからなおも倒そうとしていたが正対され肘を入れられる。ホーン。

1Rペトロシアン。

2R。パンチを入れたペトロシアン。カーフキック。ドブソンもパンチを出しているが、パンチの間合いにならないので手数で負けている。打撃で先手を取るペトロシアン。ドブソンも打ち返しているが、突破口が見えない。パンチからカーフを入れるペトロシアン。手数を増やしてきた。ドブソン出るとペトロシアンは首相撲。しかしドブソンタックルへ。スイッチで凌ぐペトロシアン。立った。しかしステップがおかしい。足を痛めたか?残り1分。ステップは変だが手を出しているペトロシアン。ホーン。

2Rペトロシアン。足は大丈夫か?

3R。ペトロシアンはステップがぎこちない気もするが、普通に続行。このラウンドも先に手を出していく。打たれてから打ち返していくドブソンだが、フィニッシュが必要。パンチを打ち込むペトロシアンにドブソンのパンチがヒット。しかし後手。ペトロシアン、このラウンドは蹴りが少ない。パンチの手数が増えた分、ドブソンにもチャンスは出ているが、やはり手数で負けている。残り1分だが手が出ないドブソン。逆にペトロシアンがタックル。これは受け止めてパンチで引き剥がしたドブソン。残り10秒でタックルに入るが、ペトロシアン首相撲から距離を取りタイムアップ。

三者30-27でペトロシアン勝利。

何がしたいのかわからなかったゴードン。テイクダウンで勝負するしかないように見えたが、そこまで仕掛けず。判定勝利がなくなった3Rにも相手のパンチに打ち返すだけ。残り10秒になってからタックルは意味がわからない。

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