榊原信行CEOが『RIZIN.40』「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」最後の1枠についてコメント/「対抗戦以外にもぶったまげるようなカードがまだ予定されている」

12.31『RIZIN.40』でホベルト・サトシ・ソウザ×A.J.マッキー、クレベル・コイケ×パトリシオ・ピットブル、キム・スーチョル×フアン・アルチュレタ、堀口恭司×扇久保博正3(2022年10月26日)

榊原信行CEOが朝倉未来の大晦日欠場宣言についてコメント(2022年10月26日)

 こちらの続報。


 『RIZIN.40』「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」記者会見後の囲み取材で榊原信行CEOが以下のコメント。

 会見終了後、囲み取材を受けた榊原信行RIZIN CEOは大晦日大会のカード編成について「15~16試合にはなると思う。5試合がこの対抗戦、それ以外のワンマッチにもオールスターを全部出す方向で」と総力戦にしたいと言い、未定となっている対抗戦のもう1試合については「スコットとは何人か候補がいる中でライト級か、もしくはヘビー級か。僕らからするとこの前もいい勝ち方をしているので武田(光司)とかスダリオ(剛)とか。そういう選手を上手く出せたらいいなと思いながら、話題性のあるカードを対抗戦としてもう1試合組もうと思っています」と、武田かスダリオが有力候補だとした。

「RIZIN vs. Bellator 5対5 全面対抗戦」は反響が大きく、格闘技ファンからは歓喜の声が多数あがっているが、榊原CEOは「ハードコアは大満足だと思いますけれど、それだけで終わらないのがRIZINなので(笑)。むちゃ守備範囲が広いので、それもやるんかいというカードは必ず組みます。ぶったまげるようなカードがまだ予定されているので、それはそれで11月の大会が終わった後に抽選先行予約の14日前のタイミングくらいにしっかりアンダーカードを決めて、RIZINらしさ、ある意味ハードコアな人たちも溜飲が下がるじゃないけれど、認めてもらえる範囲の中での振れ幅の大きいところの僕らのマッチアップを楽しんでもらえるように用意したいと思います」と、お祭りにふさわしい何かサプライズ的なカードも用意したいと予告した。

 対抗戦、重い階級が欲しいところでしたが、スダリオ剛はヘビー級のトップどころは誰とやっても厳しそう。他の対戦カードは「お祭りにふさわしい」と言っても、シバターとかはもういいかなと。


「スコットと話をしているのは、次は僕らがアメリカに出て行って、Bellatorのケージの中で彼らのルールに則って対抗戦をやるとか。だからホーム・アウェイで毎年行ったり来たりするとか、それを2年に1回にするとか。どういうスパンで定期的にするのか。世界陸上にしてもワールドカップにしても、いろいろな他のメジャースポーツが定期的にそういうひとつのピークを作って行くような形のものを。

 ゆくゆくはBellatorとRIZINがスタートしたことにいろいろな団体が、僕らが当初から言っているフェデレーション構想につながっていくといいなと思っています。それぞれの世界中の団体の王者が集うようなことが。僕らが発信するトップアスリートが戦う機会を作ることが僕らの強いメッセージになるだろうってことで。アメリカのメディアの方でも凄くレスポンスがいいので、新しいムーブメント、総合格闘技の新しい流れを団体の中の順位決定戦を飛び出して新しく作り出せたらいいなと思っています」

 今回の対抗戦でRIZIN軍が惨敗したらホーム&アウェイで毎年というのも厳しくなるので頑張って欲しいところです。続きを読む・・・
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