ユライア・ホール「ファイトマネー1万ドルの選手がいるのにオクタゴンガールは7万ドルというのはバカげている」

ユライア・ホール「ファイトマネー1万ドルの選手がいるのにオクタゴンガールは7万ドルというのはバカげている」 MMA
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『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアンドレ・ムニスに敗れたユライア・ホールがMMA引退を発表「世界最高のスポーツから離れるのはとても悲しい」(2022年08月11日)

 こちらの続報。ユライア・ホールがMMA引退を発表した時は「世界最高のスポーツから離れるのはとても悲しい。家族のようになった信じられないほどのUFCスタッフ、その過程で出会ったメンターたちから離れるのは寂しい」「現代のグラディエーターたちと戦う機会を与えてくれたデイナ・ホワイトには特に感謝したい」などとコメントしていましたが、


 ジェイク・ポール vs. アンデウソン・シウバの前座でレビオン・ベルとの対戦が決まった後にはこんなコメントをしています。

「俺はMMAが大好きで、戦うことが大好きだ。俺はコンペティターだ。勝つまで何百万回も挑戦するような男だ」

「コーチから試合について連絡があった。俺は旅行中だったんだが、戦う準備は十分できていたので興味はピークに達した。そうする“理由”があれば、俺はやるし、だから俺はここにいる」

「俺は何かに興味を持たなければならないタイプなんだ。楽しいもので、やりがいがあれば、それをやる。やりがいがなければ、やらない。とにかく楽しんでいる。MMAは引退したが、お金を稼ぐことから引退したわけじゃない。これは絶好の機会だし、今後もこういう機会があればやらせてもらう。俺には目標があるし、目標を持つことは大切だ。ただつまずくだけではダメだ。僕はそんな旅人にはなりたくない。目的を持ってやりたい」

「ファイトマネーは良かった。UFCは俺のキャリアを開き、引き伸ばしてくれた。俺は素晴らしい取引ができたが、皆の契約は違う。フェアでないこともたくさんある。その中で、ジェイク・ポールの発言は賞賛に値するが、何かが進展したかと言われたらノーだ」

「詳細に踏み込む必要はないが、出場給1万ドル、勝利ボーナス1万ドルの選手がいるのはバカげている。選手が脳細胞を危険に晒して戦っているのに、オクタゴンガールは7万ドル稼いでいるからだ。全くバカげている。キャリアの中で歳をとるにつれて、自分の価値を知っていくと思う。一時期は、俺にはもっと価値があると感じていたし、そのために戦わなければならなかった」

「UFCは機会を与えてくれるが、そこから学んだのは、独占企業のようなものだ。彼らは選り好みする。選ばれなかった人たちは徐々にリリースされていく。結局はビジネスなんだ。このスポーツでも同じこと。ビジネスなんだ」

「ジェイク・ポールは(UFCファイターの待遇について)あれこれ言ってるが、それはデイナ・ホワイトを煽るためだ。彼は本当にそのことを気にしているのか、それともメディアのためにやっているのかは分からない。だが、ビジネスなんだ。だから、多くの連中はまず金の話をして、みんながそれに耳を傾ける」
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