両者ともにライト級からフェザー級に落とした選手だが、今回は減量が間に合わなかったのか中間の150ポンド契約に。
コンテンダーシリーズを経て昨年12月にUFCデビューしたクアランティーロは、初戦で同じUFCデビュー戦のジェイコブ・キルバーンをグラウンドで圧倒し、上をキープしてパウンドで削って最後は三角で一本勝ち。が、まだUFCでの実力はつかめない。
カーライルもまた前戦がUFCデビュー戦同士の対戦で、タックルに来た相手に肘連打を打ち込んで潰し、そのままマウントパンチのラッシュで1RKO勝ち。なかなか試合が組まれない選手が多い中で、約3ヶ月で2戦目が組まれている。
いきなりダッシュして前蹴りを入れたカーライル。キャッチしてシングルレッグを狙うクアランティーロに肘を打ち込む。亀になったクアランティーロにパウンド。行きにバックに回る。反転しようとするクアランティーロだがトップキープしまたバックマウント。パウンド・肘。正対したクアランティーロにまたパウンド。クアランティーロが亀になると腕十字を狙ったが、外され下になる。パウンドを落とすカーライル。逆にバックマウント。が、カーライル反転して上を取り返した。立ち上がるクアランティーロをボディロックしテイクダウン。インサイドからパウンド。足をサバいてパスすると鉄槌。ガードに戻すクアランティーロだが立ち上がりパウンドを入れる。カーライル、残りわずかで勝手に立ち上がって背中を向けコーナーに戻るが、終わっていないため立ち上がったクアランティーロのパンチを貰う。ホーン。
1Rカーライル。
2R。カーライルのカウンターの肘がヒット。そのまま組み付いてバックを狙うが、スクランブルでバックを取り返したクアランティーロ。カーライル亀になり耐える。反転して上を取り返した。立とうとしたクアランティーロだがまたテイクダウンされる。パウンド。背中を向けたクアランティーロからバックマウント。前に落とそうとするクアランティーロだが落ちない。しかし立って正対することに成功。カーライル疲れたか。クアランティーロが外掛けテイクダウン。パスしてバックを狙ったが正対。カーライル立った。シングルレッグ。クアランティーロがギロチンで引き込んだが外れる。ガードから三角。外れたがまたかけ直した。しかし時間がない。腕十字に移行するが外れる。ホーン。
2Rもカーライル。しかしスタミナ切れか。
3R。テイクダウンを狙ったカーライルだが下に。ガード。インサイドからクアランティーロがパウンドを入れる。もらっているカーライル。バックに回りチョークを狙う。反転して外したカーライル。クアランティーロが三角に入るが、担ぎパスで外したカーライル。しかしまたバックを取られる。バックマウントからパウンドを入れつつチョークを狙うクアランティーロ。ギリギリ凌いでいるカーライル。残り30秒。脱出し立った。パンチを打っていくクアランティーロだが倒せずタイムアップ。
2Rはクアランティーロで、3Rも10-8はつけないか。しかしこの日の試合に多いが、アグレッシブすぎて雑すぎる攻めが多い。観客がいたら相当盛り上がってそう。