UFC on ESPN42:第4試合・ダレン・エルキンス vs. ジョナサン・ピアース

フェザー級

大ベテランの激闘王エルキンス。ダメージの蓄積もあり、4連敗したこともあったが、その後は4戦で3勝1敗と、やや上向き。勝っても相手以上のダメージを受けていることが良くあるが、諦めずテイクダウンしていって押し切る。今回が契約最終試合となるが、オッズでは大幅なアンダードッグ。

ピアースも高校時代にレスリングで州準優勝の実績があるレスラー。初戦はライト級でジョー・ローゾンに敗れたが、フェザー級に落としてからは4連勝中。ノンストップでしつこくテイクダウンしていくスタイルで、エルキンスと共通する部分がある。

いきなり前蹴りを顔面にヒットさせたピアース。また顔面にヒットしたが、エルキンスキャッチしてシングルレッグ。テイクダウン。立とうとするピアースのスタンドバックに。テイクダウンしバックにつくが、ピアーススクランブルで立ち上がった。アッパーを入れたピアース。エルキンス早くもダメージを負う。変わらず出ていくエルキンス。しかしピアース首相撲から膝。パンチで出るエルキンスだが、足がもつれた。ピアースと微膝。クリーンヒットせず、組もうとしたエルキンスだが引き剥がされる。手を出していくエルキンス。ピアースまた前蹴りをヒットさせるが、もっと来いとアピールする。ガチャガチャしたパンチを出していくピアース。エルキンスがタックルへ。シングルレッグからテイクダウン。背中をつけさせると肘。パウンド連打。顔面にヒットしている。下からホールドして凌ぐエルキンス。ホーン。

1Rピアース。

2R。タックルで組み付いたエルキンスだが、投げを仕掛けるピアース。こらえるエルキンスの顔面にパンチ連打を打ち込み離れた。エルキンス休まない。ジャブの連打から右。四つに組んだエルキンス。離れ際に肘。休まないエルキンスだが、ピアースの攻撃をほぼ被弾している。ピアースタックル。こらえてパンチを打ち込むエルキンス。ピアースカーフキック。効いた。が、ピアースがスリップしたところでタックル。バックに回った。しかし押さえ込む前に肘連打をもらい振り向いて上になったピアース。ピアースインサイドからパウンド。もらって動きが止まりそうになるエルキンス。なんとかガードでホールディングしたエルキンスだが、ピアースなおもパウンド・肘。足をさばいてハーフにするとまたパウンド。パンチがもろに入っている。ディフェンス出来ていないとみなされてもしょうがない状態。それでも下から打ち返すエルキンス。ホーン。

2Rピアース。なんとか凌いだが、相当ダメージをもらったエルキンス。

3R。休まず出るエルキンス。ピアースのタックルを止めてパンチを入れた。ピアースは2R終盤のラッシュでちょっと疲れたか?それでもヒット数ではピアース。エルキンス圧をかけてはいるが、ヒットしていない。タックルに入ったエルキンスだが簡単に潰されて下にされる。肘を入れたピアース。エルキンス、左目の脇をカットし大流血。ドクターチェックが入るが再開。なぜかスタンドから。まだ出ていくエルキンス。冷静にパンチ・前蹴りをヒットさせるピアース。手を出していくエルキンスだが、ピアースが前に出てプレスしていく。エルキンスの左右のフックは空振りが続く。残り1分。エルキンスの右がヒットしているが、ダメージは与えられていないか。ジャブと前蹴りで止めると、組んできたエルキンスに肘。なおも組んでくるエルキンスを投げてパウンド・肘。タイムアップ。

判定30-27×2、30-26の3-0でピアース勝利。

ピアース完勝で5連勝。

エルキンス、相変わらずのダメージファイトだが、ほぼノーチャンス。ポジションをとってもすぐピアースに逃げられてしまった。

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