UFC on ESPN42:第5試合・マイケル・ジョンソン vs. マルク・ディアケイジー

ライト級。

かつてのトップランカー・ジョンソン。明らかに無理があったフェザー級転向後、ライト級に戻してからも1勝4敗と調子は戻っていない。元レスラーだが、打撃で勝負するスタイル。しかし歴戦のダメージで、一発もらって効かされることが増えている。前戦も1Rパンチでダウンを奪ったが、その後ダウンを奪い返されスプリット判定負け。地元フロリダ在住。

ディアケイジーはUFC12戦で7勝5敗とやや勝ち越しており、中堅以上ランカー未満。現在2連勝中だが、2戦ともテイクダウンを取りまくるが、取った後は固めるだけという退屈な試合になっている。入場時に足の爪をチェックされ、切られるディアケイジー

いきなり飛び膝を見せたディアケイジー。ミドルを入れた。タックルに入るディアケイジーだが切ったジョンソン。ジャブを入れるディアケイジーだが、ジョンソンプレスしてきた。ワンツー。圧を受けて下がるディアケイジー。ディアケイジーの敗を防いだジョンソン。パンチを打ち込む。ケージ際をサークリングするディアケイジーだがまたミドル。右が相打ち。前蹴り、カーフキックと積極的に手を出すディアケイジー。カーフにワンツーを返したジョンソン。ジョンソンは待ちのスタイルで、ディアケイジーの打撃にパンチを打ち返している。ディアケイジータックル。切ったジョンソン。しかしちょっと手数が少ない。蹴りでスリップしたディアケイジー。すかさず上になったジョンソン。ディアケイジー三角に捕らえたが、サバいてパス。背中を向けたディアケイジーは立って振りほどいた。残り10秒。ディアケイジーが前蹴りからパンチを打ち込む。ホーン。

1Rディアケイジー

2R。飛び膝を見せるディアケイジー。カーフキック。ジョンソンのパンチがヒット。徐々に手数が増えてきた。ディアケイジー、センチャイキックから水面蹴りとトリッキーな蹴りを見せるが、冷静にパンチで詰めるジョンソン。ケージ際をサークリングするディアケイジー。ジョンソンの左がヒット。右ボディ。ジョンソン飛び込んでアッパー。圧を掛けるジョンソン。手数も上回っている。パンチの3連打がヒット。ディアケイジーのトリッキーな打撃は見切られ、タックルも止められる。ホーン。

2Rジョンソン。

3R。先に手を出すジョンソン。ディアケイジーのタックルは切られる。先に立ったディアケイジーが膝を入れて離れる。ジョンソン左ボディ。先手を取る。ディアケイジーのタックルは読まれている。パンチを貰いちょっとバランスを崩したディアケイジー。タックルも完璧に対応するジョンソン。浴びせ蹴りを見せたディアケイジー。そこからタックルに入るが倒せず。センチャイキック。タックルに入るディアケイジーだが、逆にジョンソンがバックに回り、最後に投げてタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でジョンソン勝利。

直前まで勝利アピールしていたディアケイジーは勝者が告げられると憮然とした表情を見せる。1Rはジョンソンではないと思うが、2R・3Rジョンソンは妥当。

ジョンソン、今日は動きが良かった。ディアケイジーのトリッキーな攻めもすべて潰し完勝。

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