ウェルター級。
当初はエクアドルのニュースター・UFC2試合連続KO勝ちのマイケル・モラレスが出場予定だったが負傷欠場。TUFウィナーのブライアン・バトルが代役で出場する。初戦はTUF決勝、2戦目は決勝戦を負傷欠場したトレーシアン・ゴアとの対戦で、いずれも勝利したものの、TUF以外の実績がなく実力不透明だったが、ウェルター級に落とした初戦で佐藤天に右ハイ一発で44秒KO勝ち。佐藤天に何もさせなかった。佐藤天相手にはKO勝ちしたが、キャリアでは一本勝ちが多い選手。
ロシアのファクレトディノフはコンバットサンボ・空道がバックボーンで、6月のUFCデビュー戦はひたすら組み付いていく展開。タックルで消耗もしたが、それ以上に相手を消耗させ、テイクダウンからの押さえ込みで判定勝ち。
オッズではファクレトディノフがやや優勢。
ファクレトディノフが詰めて右。下がらせるとタックルへ。テイクダウン。ガードからギロチンを狙うバトルだが防がれている。少しずつケージ際に移動するバトル。ファクレトディノフ、背中越しに腕を固定しパウンドを入れる。十字・三角を仕掛けるバトルだがサバいてパウンドを落とすファクレトディノフ。固められて殴られるバトル。上半身を起こし、立ち上がったバトルだが、すぐに足をかけられ倒される。パウンド・肘を入れるファクレトディノフ。バックに回ってパウンドへ。ガードに戻したバトル。三角クラッチするが時間がない。ホーン。
1Rはほぼドミネイトしたファクレトディノフ。
2R。すぐにパンチで詰めるファクレトディノフ。バトルが下がるとまたタックル。テイクダウン。バトルがガードを取るが、背中越しに腕を固定してパウンド。ディフェンス一辺倒のバトル。下からキムラを狙うが、サイドを取られている。ガードに戻したバトルだが疲れている。立とうとするバトルを上から潰して立たせないファクレトディノフ。亀になったバトル。バックを取らせて立つ。テイクダウンを狙うファクレトディノフにバトルニンジャチョーク。しかしテイクダウンされ外れる。体を起こすこともさせてもらえないバトル。ファクレトディノフパウンド。三角狙いも察知して防ぐ。ホーン。
2Rファクレトディノフ。
3R。蹴りを入れるバトルだが、ファクレトディノフの右をもらいダウン!ファクレトディノフ上になりパウンド。ガードで凌ぐバトル。ファクレトディノフ押さえ込みながら鉄槌。またバックを取らせて立ったバトルだが、立った瞬間にダブルレッグで倒された。またケージで立ったバトルだが、ファクレトディノフダブルレッグですぐテイクダウン。バトル消耗している。ファクレトディノフ、押さえ込み続けて殴っていく。残りわずかで立ち上がったバトルだが、また立ち際にテイクダウンされる。タイムアップ。
30-25×2、30-27の3-0でファクレトディノフ勝利。
ファクレトディノフ、今回もまた塩漬けにして勝利。しかしフィニッシュを狙う動きがなく、地味なのでなかなか推されづらいか。
バトルはUFC4戦目で初黒星。