MMAの追加カードのみ紹介。
ストラッサーは昨年3月の大阪大会で阿部大治に判定負けでRIZIN初黒星。その後膝の手術をし、1年ぶりの復帰戦となる。41歳。
K太郎はUFCをリリースされた2019年にRIZINに初参戦し、マルコス・ヨシオ・ソウザに1RKO勝ち。年末のBellator日本大会ではロレンツ・ラーキンと対戦したが判定負け。その後網膜剥離の手術などもあり、3年3ヶ月以上のブランク明けとなる。38歳。
現在のRIZINウェルター級トップはストラッサーに勝った阿部大治だが、先日のDEEPで鈴木槙吾に敗れ王座陥落。しかし鈴木も36歳。国内のウェルター級は、修斗ウェルター級トップ(環太平洋王者)の田村が41歳。パンクラス王者の菊入はBellatorと契約、同じくパンクラスを主戦場としていた木下憂朔はUFCと契約と、若く有望な選手は国内におらず、今後盛り上がるかどうかは微妙。
▼フェザー級(66.0kg)5分3R
萩原京平(SMOKER GYM)
カイル・アグォン(SPIKE22)
萩原はドミネーター・クレベル・鈴木千裕に3連続一本負け中。デビュー戦の平本に勝ったが、平本がドミネーターに勝ったことですでに立場が逆転している。今回の相手は地味強のアグォン。
アグォンはRIZIN1勝3敗だが、1勝の相手は萩原に勝っている芦田で格上。さすがに4連敗となると使いにくくなる。地元大会なんだし、とりあえず連敗をストップできそうな相手と当てても良いのではと思ったが。
▼ライト級(71.0kg)5分3R
宇佐美正パトリック(Battle-Box)
キム・ギョンピュ(Redhorse MMA)
RIZINで2連続KO勝ちの宇佐美は元HEAT王者のギョンピュと。ギョンピュは昨年Road To UFCに参戦し、優勝の大本命と目されていたが、準決勝でインドのアンシュル・ジュブリに打撃で打ち負けての判定負け。ジュブリは本来一回戦で宇佐美と対戦予定だったが、宇佐美の体重超過により不戦勝となり、決勝も勝ってUFCとの契約を決めている。
宇佐美にとっては過去最強の相手となる。ギョンピュを通して、Road To UFCでもし体重を守れていたら、どこまで行っていたかも推測できるのも興味深い一戦。