ライトヘビー級。
かつてJJと暫定王座決定戦で対戦したOSPだが、2017年に3連勝した後は4勝6敗。4月に40歳となる。昨年5月にはかつて秒殺KOしたショーグンと再戦。両者とも消極的な展開で、3Rは両者逃げ切りに入り、結果スプリット判定勝ちで連敗を止めている。12月にも試合が組まれていたが、相手の欠場→変更を繰り返し、結局代役が見つからず、候補の1人だったリンスと時期を変えて対戦することに。
リンスは2018年にPFLヘビー級で出場。全試合フィニッシュ勝利で優勝賞金の100万ドルを手に入れている。翌年もPFL出場が決まっていて、初戦で石井慧と対戦予定だったが、直前で離脱。ブランク明けでUFCと契約した。初のPFLミリオネアがUFCに参戦ということで期待されていたが、ここまで1勝2敗と厳しい戦績。前戦からはライトヘビー級に落とし、極真バックボーンのマルチン・ブラフニオにテイクダウンからの押さえ込みで判定勝ちしてUFC初勝利を挙げている。9月に試合が組まれていたが、試合当日にドクターストップがかかり欠場した。
左を当てたリンス。もらったOSPが下がった。ケージを背負ったOSPにリンスのパンチラッシュ。ボディ・顔面と打ち分けるリンス。OSPはガードを固めてブロッキングでしのごうとする。しかし左が顔面にヒット。OSP背中を向けて距離を取ろうとしたが、そこに左フックをもらいダウン!レフェリー割って入りKO!
リンス、UFCで初の快勝。
開始前から覇気が感じられなかったOSP。敗れても表情を変えず。