UFC285:第2試合・ダモン・ブラックシア vs. ファリド・バシャラート

バンタム級

昨年8月、直前の代役としてUFCデビューしたブラックシアは、フェザー級で3勝3敗のユーセフ・ザラルと対戦。1、2Rはグラウンドで攻める展開で優勢だったが、3Rに打撃を効かされてKO寸前まで追い込まれ、ジャッジ二者が10-8をつけたため、1-0のマジョリティドローでデビュー戦勝利はならず。グラップラーでチョークでの一本勝ちが多い。

アフガニスタン出身のバシャラートは9戦全勝。昨年9月のコンテンダーシリーズで勝利し、今回がUFCデビュー戦となる25歳。2歳年上の兄ジャビッドは一足早くUFCデビューしており、同じバンタム級で現在3連勝中。兄同様、打撃・組み技のレベルが高く、フィニッシュ力はあるものの、無理にフィニッシュは狙いに行かない。コンテンダーシリーズでも、淡々と攻めていって、圧倒しての判定勝ち。

いきなり飛び蹴りを放ったブラックシア。ローを蹴るバシャラート。カーフキックの蹴り合い。左ボディを入れたバシャラート。ブラックシア一転してシングルレッグに。片足でこらえるバシャラート。離れた。カーフ。ミドルを入れるバシャラート。今度はバシャラートがシングルレッグ。振って倒した。ハーフ。パスを狙うバシャラート。ブラックシア下から足をすくって返そうとしたが、バシャラートパスしてサイド。ブラックシア亀になり立ち上がることに成功。離れた。残り40秒。ジャブを入れるバシャラート。左ミドル。バックブロー。ブラックシアジャンピングキック。ホーン。

1Rバシャラート。

2R。またカーフの蹴り合い。パンチで出るブラックシアだが、バシャラート頭を振ってかわす。ブラックシアタックル。完全に虚をつかれたバシャラート、サバ折りで倒されるが、倒され際に体を捻って立ち上がる。正対し離れた。バシャラートバックスピンキック。ブラックシア飛び蹴りから組み付いた。スタンドバック。スタンドで足を一本絡めて後方に引き込みハーフバック。バックマウントを狙うブラックシア。バシャラート向き直りガードに。パスしtながら鉄槌を入れるブラックシア。バシャラート離れて立った。バシャラートがタックル。テイクダウン。サイド。インサイドからパウンド・肘を入れるバシャラート。肘連打。ホーン。

2Rもバシャラート。

3R。ブラックシアパンチで出ていく。バシャラート距離を取りディフェンス。首相撲に捕らえて膝。バシャラート崩して離れる。バシャラートのタックルを受け止めたブラックシアだが、四つからテイクダウンしたバシャラート。ハーフで固める。ブラックシアはフックスイープで返そうとする。返しきれなかったが立った。パンチで出ていくブラックシア。バシャラートはクリーンヒットを避けつつ右をヒット。ブラックシアのカーフキックで一瞬膝を着いたバシャラートだが、組むとテイクダウン。ハーフで固めた。インサイドから強烈なアプンド。しかしブラックシア三角!残りわずかで肘を極めに行く!ギリギリしのいだバシャラート。タイムアップ。

三者29-28でバシャラートが兄と同じく無敗をキープ。

ブラックシアも最後まで諦めず、チャンスを作る場面もあったが及ばず。

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