バンタム級だったが、ベルが一階級上のフェザーのリミット超えの大幅オーバー。
キャス・ベル(米国)6勝2敗・145.2ポンド(65.86kg)。35歳でキャリアすべてBellatorでの試合。ラフェオン・ストッツとジョーネル・ルゴに敗れている。
ジョシュ・ヒル(カナダ)21勝5敗・136.6ポンド(61.96kg)。Bellator3勝2敗の36歳。こちらもストッツと対戦し判定負けしている。
やはりベルが一回り大きい。体も絞れているように見え、単純に体格が違う。
打撃戦。蹴り合い。ロー、サイドキックを入れるヒル。四つに組んでケージに押し込むヒル。押し返したベルだが、ヒル投げてテイクダウン。倒されたベルが下から殴る。ヒルも上からパウンドで殴り返す。ゴング。
1Rヒル。
2R。また組んだヒル。しかし逆にケージに押し込んだベル。入れ替えようとしたヒルだがまたケージに押し込まれた。膝の打ち合い。四つで押し込み合いが続く。引き剥がしたヒル。打撃で出るベル。リーチ差を活かし遠い間合いから打撃を入れていく。ミドル。また組んだヒルだがケージに押し込むベル。押し返し膝を入れ合う。テイクダウンに切り替えたがベルギロチン。しかし外したヒル。またケージに押し込むベル。腹に膝。離れ際にバック肘を出したヒル。右を当てる。ゴング。
2Rはややベルか。
3R。ヒルインロー。ベルが遠い間合いから打撃を入れていく。ミドル。肘。ヒルはインローくらいしか入れられない。激しい攻防がなく、会場からはブーイングが飛ぶ。プレスしてケージを背負わせるベル。ヒルのタックルは切られる。出られないヒル。ベルがまた詰めていくが、こちらも手は出ていない。残り20秒でヒルシングルレッグで尻餅をつかせるが、ベル下からギロチン。抱えているだけだが、外せないままタイムアップ。
29-28ベル、29-28ヒル、29-28ヒル。スプリットでヒル勝利。
後半は手が出ていなかったヒルだが判定勝ちを拾った。