Bellator:292:第4試合・ハリッド・ムルタザリエフ vs. トニー・ジョンソン

ミドル級。

ハリッド・ムルタザリエフ(ロシア)16勝3敗・186ポンド(84.36kg)。29歳。UFCと契約し、ロシア大会でデビュー。TUF準優勝のC.B.ダラウェイに2RTKO勝ちしたが、USADAの検査で禁止薬物が検出され2年の出場停止・リリース。21年にBellatorと契約してここまで2勝1敗。

トニー・ジョンソン(米国)9勝3敗・184.8ポンド(83.82kg)。39歳。2019年にコンテンダーシリーズに出場して判定勝ちしたがUFCとの契約ならず。同年Bellatorと契約して3RKO勝ち。約1年半のブランクで2戦目を行い判定負け。そこからまた2年近いブランク。地元カリフォルニア出身。

序盤の打撃戦でムルタザリエフのローがローブローになりタイムストップ。再開。ムルタザリエフタックル。バックに回りテイクダウン。バックからコントロールしつつパウンドを入れていく。背中越しに腕を取って固定して殴る。ハーフ。どんどんパウンドを入れていく。ガードに戻したジョンソン。ケージ際で上体を起こしていくが寝かされると足をまたがれる。亀になったジョンソン。バックを取らせて立つ。スタンドバック。正対したジョンソンだが、ムルタザリエフ放さず膝を入れる。ゴング。

1Rムルタザリエフ。

2R。打撃戦からムルタザリエフタックル。テイクダウン。すぐにハーフにしたムルタザリエフ。ケージ際まで移動し上半身を起こそうとするジョンソンだが、ムルタザリエフ押さえ込んで寝かせようとする。また背中を向けて立ち上がるジョンソン。立ち際にタックルに切り替えてテイクダウンを狙うムルタザリエフ。倒したがジョンソンまたバックを取らせて立つ。またタックルに入るムルタザリエフ。テイクダウン。押さえ込んだまま殴る。ゴング。

2Rムルタザリエフ。

3R。ジョンソンパンチで出るが、距離を取るムルタザリエフ。ちょっと疲れが見える。ジョンソン追いかけて打撃を出していく。ケージに追い込まれたムルタザリエフだが、ジョンソンのパンチに合わせてタックル。テイクダウン。ジョンソンも疲れがあるのか、簡単に押さえ込まれた。またケージ際まで移動するジョンソン。バックを取らせて立とうとするが、押さえ込んで立たせないムルタザリエフ。寝かされた。残り1分。完全に固められたジョンソン。マウントに。ブリッジで返そうとしたところでバックマウントを取られかける。向き直ったところに肩固め。しかし肘を立ててディフェンスしているジョンソン。残りわずかで放して殴るムルタザリエフ。タイムアップ。

三者フルマークでムルタザリエフ勝利。

テイクダウンからの押さえ込みで、2Rまでコントロールし続けて疲れもあったが、相手のジョンソンも消耗していて3R完全に漬けて判定勝ち。

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