UFC on ESPN+79:第5試合・セドリケス・ドゥマス vs. ジョシュ・フレムド

ミドル級。

昨年8月のコンテンダーシリーズで、木下と同日にUFCとの契約を決めたドゥマスは27歳で7勝0敗。コンテンダーシリーズではテイクダウンからの立ち際にギロチンに捕らえ秒殺一本勝ち。ここまで7勝のうち、判定は1試合のみ。200cmの長いリーチを持ち、極めも強いプロスペクト。

フレムドは29歳。昨年4月の緊急代役UFCデビューではテイクダウンを取られる展開で、良さが見えないまま判定負け。2戦目はTUFファイナリスト(負傷欠場)だったが本戦で2連敗中のトレーシアン・ゴアに1Rは打撃で攻めたが、2Rにギロチンに捕まって一本負けで2連敗。

打撃戦でドゥマスの右がヒット。フレムド距離を取りカーフキック。しかしパンチを打たれて背中を向けてしまう。またカーフキックを入れたフレムド。ドゥマス右を当てたが、フレムドの返したパンチがヒット。一瞬効いたドゥマスにタックル。テイクダウン。サイドで押さえ込むフレムド。ガードに戻したドゥマス。フレムドインサイドから肘。体を起こしたドゥマスの首をギロチンに抱える。ドゥマス立ち上がり外して離れた。パンチを振って出るフレムド。残り1分。ドゥマス逆にタックル。ボディロックから倒そうとするがこらえるフレムド。逆にケージに押し込みテイクダウン狙い。押し込んで膝を入れた。ホーン。

1Rフレムド。

2R。パンチ連打を入れたドゥマス。しかしパンチを貰って一瞬動きが止める。すぐに組んだフレムドが払腰できれいに投げてテイクダウン。ハーフで押さえ込む。下になったドゥマス。フレムドパウンド。ハーフに。脇を差して立ち上がったドゥマス。フレムドギロチンに抱えた。しかし抜けてバックに回ったドゥマス。が、かなり強引にチョークを狙って前に落ちてしまう。上になったフレムドがまたギロチン。座った体勢でケージに押し込んで絞めるとドゥマスタップ!

若干早めのタップ。心が折れていたか。

UFCでここまでの2戦はいいところがなかったフレムドだが、3戦目でようやく快勝。

無敗で期待されたドゥマスだが、同日コンテンダーシリーズデビューの木下と同じく、初戦はUFC下位レベルの相手に洗礼を浴びることになった。一度壁に当たって、ここから立て直せるか。

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