UFC on ESPN43:メインイベント・マルロン・ヴェラ vs. コーリー・サンドヘイゲン

バンタム級5分5R。ヴェラ3位、サンドヘイゲン5位。

ヴェラは高いフィニッシュ率で連勝していてもなかなかチャンスが与えられなかったが、エドガー・クルーズのレジェンド元王者をKOしての4連勝でついにランキングトップ3に入ってきた。

キック世界王者のサンドヘイゲンは、現王者スターリングにはいきなり組み付かれてバックに乗られ、脱出できないままチョークで一本負け。そこからマルロン・モラエスとフランク・エドガーに連続KO勝ちしたものの、元王者ディラショーには組みで攻めを封じ込まれて判定負け。この2戦は良さを出せないままの負けだったが、暫定王座決定戦で対戦したピョートル・ヤンには、スタンドで打撃で圧される展開となり判定負けを喫した。しかし、昨年10月には格下のソン・ヤドンと対戦し、力の差を見せつけての判定勝ち。

サンドヘイゲンがプレスしていく。カーフの蹴り合い。会場はチトコール。しかし圧されてケージを背負い気味になるヴェラ。サークリングで抜け出した。しかしまたケージを背負ったところでサンドヘイゲン飛び膝。ヒットせず。サンドヘイゲンなんとタックル。ケージに詰めるとテイクダウン。パウンド。足で阻もうとするヴェラ。ハーフになりパウンド・肘を落とすサンドヘイゲン。ヴェラ足が効いていない。肘・パウンドを打たれ続ける。ホーン。

1Rサンドヘイゲン。

2R。サンドヘイゲンまた圧を掛けるとケージを背負うヴェラ。右がヒット。さらに左ボディ。アッパーから左をヒット。サンドヘイゲンまたタックル。テイクダウン。ヴェラギロチン。浅い。首が抜けてまたハーフに。サンドヘイゲンが肘・パウンドを落としていく。足で距離を作ったヴェラだが、サバいたサンドヘイゲンがサイドに。サイドからパウンド・肘。動けないヴェラ。亀になり立ったヴェラ。サンドヘイゲンがアッパーを入れる。ワンツー。またケージを背負うヴェラだが、サンドヘイゲンのミドルをキャッチ。しかし放した。サンドヘイゲン飛び膝。ヴェラが出るが時間がない。ホーン。

2Rサンドヘイゲン。

3R。ヴェラのハイ。今度はなかなか下がらない。サンドヘイゲンワンツー。前蹴りを出したがスリップダウン。すぐ立つ。ヴェラカーフキック。サンドヘイゲン右ミドル。ヴェラがカーフキックからワンツー。しかしすぐサンドヘイゲンが圧を掛ける。アッパーをヒット。サンドヘイゲン左ボディから右ストレート。左からアッパー。ヴェラカーフキックからワンツー。このラウンドは互角のまま残り1分。ヴェラが前に出てきた。バックスピンキック・飛び膝は空振り。

3Rは最も僅差だがややサンドヘイゲンか。

4R。サンドヘイゲンまたアッパー。タックル。今度は切ったヴェラだがすぐまたタックル。これも切った。またタックル。切った。しかしヴェラが右をヒット。サンドヘイゲンサイドステップしつつジャブ。飛び膝。手を止めない。ヴェラはやや後手。カーフキックからワンツーを入れたヴェラ。サンドヘイゲン左ボディ。手数で押すサンドヘイゲン。残り1分。位置を変えながらジャブを出すサンドヘイゲン。ヴェラ詰めようとするがサイドステップされ思うようにパンチを入れられない。ホーン。

4Rもサンドヘイゲン。

5R。サンドヘイゲンまたタックル。テイクダウン!立たせず上を取るサンドヘイゲン。下から蹴って立ったヴェラ。すぐにまたタックルに入るサンドヘイゲン。肘を入れて離れた。ジャブのダブルからアッパーを入れたサンドヘイゲン。ヴェラ手が出ない。前に出るが、左ボディに右を合わされた。ワンツー。手数はサンドヘイゲン。残り1分。サンドヘイゲンタックル。切ったヴェラ。サンドヘイゲンのミドルをキャッチしたヴェラ。スタンドバック。クラッチを蹴って正対するサンドヘイゲンに肘を入れた。ヴェラ出て行くが、サンドヘイゲン距離を取りつつカウンターをヒットさせる。タイムアップ。

48-47ヴェラ、50-45サンドヘイゲン、49-46サンドヘイゲン。スプリットでサンドヘイゲン勝利。

ずいぶん割れたがサンドヘイゲンが上位ランカーを下した。

49-46は3Rのみヴェラ、48-47ヴェラに入れたジャッジは3・4・5Rがヴェラ。

mmadecisions.com

メディアのジャッジは多数が50-45サンドヘイゲン。

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