UFC287:第6試合・ミシェル・ウォーターソン・ゴメス vs. ルアナ・ピニェーロ

女子ストロー級。ウォーターソン10位、ピニェーロ15位。

ウォーターソンはUFC6勝6敗。ここ5戦では1勝4敗と苦戦が続いている。負傷欠場があり、昨年・一昨年は1試合のみ。最後の勝利からは2年半遠ざかっている。カラテ・ホッティのニックネーム通り、空手のバックボーンがあるものの、MMAでは組みが武器のグラップラーUFC女子ストロー級では4番目に年長の37歳。

ブラジルのピニェーロは21年にUFCデビューし2連勝中。しかし昨年4月に組まれた試合が相手の欠場で流れ、1年半ぶりの試合となる。ノヴァ・ウニオン所属。バックボーンは柔道で、オリンピックを目指していたが、断念しMMAに転向した。UFCフライ級5位のマテウス・ニコラウと付き合っている。29歳。

蹴りで牽制するウォーターソン。ピニェーロはパンチで出るが、ウォーターソン下がってかわす。ウォーターソンバック肘。ピニェーロカーフキック。飛び込んでワンツー。左右のフックを振り回している。カーフキック。タックルのフェイントを見せたウォーターソン。お互い遠い間合いの打撃戦が続く。前蹴りで倒したウォーターソン。すぐ立つピニェーロ。蹴りで距離を取るウォーターソン。ピニェーロもミドルを返した。残り10秒で飛び込んでワンツーを入れたピニェーロ。ケージまで下がったウォーターソンにさらにワンツーを入れて組み付いたがホーン。

1Rは有効打数ではウォーターソン。最後パンチをまとめただけでピニェーロに入れるかどうか。

2R。ウォーターソンまた蹴り。さらに右のパンチを入れてピニェーロバランスを崩す。ピニェーロカーフキック。両者の間合いがちょっと近くなった。前蹴りで入らせないウォーターソン。ピニェーロの右がヒット。下がったウォーターソンを追っていったピニェーロはケージに押し込む。しかし倒せず離れ際にパンチを入れたピニェーロ。またカーフ。ウォーターソンのミドルをキャッチしてパンチを入れたピニェーロ。ピニェーロシングルレッグ。そのままケージに押し込み膝。強引に投げを狙うが、ウォーターソン投げを防いで肘を入れ離れる。残り1分。ウォーターソンのローにパンチを合わせたピニェーロ。また両者遠い間合いに。最後に飛び込んできたウォーターソンにワンツーを入れたピニェーロ。ホーン。

2Rも有効打数はウォーターソン。

3R。サイドキックで距離を取るウォーターソン。ピニェーロ飛び込んできたが、ウォーターソンがシングルレッグでテイクダウン。すぐ立ったピニェーロからスタンドバック。強引に投げを狙ったピニェーロだが、ウォーターソン警戒して防いでいる。逆の払腰。しかしこらえたウォーターソン。ピニェーロケージに押し込みボディに膝。しかし離れた。ウォーターソン前蹴り、サイドキック。ピニェーロ間合いに入れない。出てきたところにワンツーを合わせたピニェーロ。出てきたピニェーロのバック肘を入れたウォーターソン。残り1分。サイドキックを入れていくウォーターソン。飛び込んできたピニェーロからシングルレッグでテイクダウン。すぐ立ったピニェーロ。投げを放ったがウォーターソンこらえた。タイムアップ。

29-28ウォーターソン、29-28ピニェーロ、29-28ピニェーロ。スプリットでピニェーロ勝利。

どちらとも取れる僅差の内容。ウォーターソンは3Rテイクダウンを仕掛けていったが、倒しても押さえ込めず評価されなかったか。

3Rは三者ウォーターソン、1Rは三者ピニェーロで、2Rが割れていた。

mmadecisions.com

メディアのジャッジも割れているが、ウォーターソン支持の方が多い。

タイトルとURLをコピーしました