UFC287:第5試合・ジェラルド・マーシャート vs. ジョー・パイファー

ミドル級。

ジェラルド・マーシャート3世はUFC10勝7敗で、10勝すべてがフィニッシュ勝利。KO勝ちは1試合のみ。キャリア35勝のうち、一本勝ちが27回あり、ほとんどが絞めでの勝利。しかし、一方では簡単にポジションを許し、逆に一本負けすることもある、大味な攻防が特徴。このところは打撃も強化されてきている。35歳。

パイファーは20年のコンテンダーシリーズでは投げられた際に腕を負傷しTKO負けしたが、昨年7月の2度目のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。9月のUFCデビュー戦では0勝3敗のアレン・アメドフスキーに積極的に打撃を打ち込み、ダウンを奪いパウンドで1RKO勝ち。バックボーンはレスリングで、10勝中7つのKOがあるストライカー。26歳。

詰めていくパイファーだが、間合いに入らず牽制。先にミドルを入れたマーシャート。パイファー前蹴り。じわじわ出る。マーシャートもパンチを返す。パイファーのワンツーがヒット。左ミドルを入れたマーシャートだが、パイファーがケージに詰めて右を打ち込むとダウン!倒れたマーシャートにパウンド!頭を抱えて亀になったマーシャート。レフェリー止めない。さらにパウンドを入れたパイファー。ようやくレフェリーストップ。

パイファー2試合連続1RKO勝ち。

打撃が良くなってきていたマーシャートだが、やはりストライカー相手だと分が悪かった。

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