ウェルター級リーグ戦。
昨年ウィナーのシ。PFL1年目はミドル級で準決勝敗退。ウェルターに落とした19年は決勝トーナメント初戦で優勝したレイ・クーパー3世に敗れる(試合はドローだが、規定で1Rを取ったクーパーが勝ち上がり)。21年はマゴメドケリモフに判定負けでまたも準決勝敗退。そして昨年、リーグ戦ではローリー・マクドナルドに勝利し、トーナメントではカーロス・レアルとディラノ・テイラーに勝利して100万ドル獲得。バックボーンはキック。36歳で13勝6敗2分け。
ヨルダンのアルシラウィは昨年チャレンジャーシリーズから本戦に出場。元UFCグレイソン・チバウに勝利したがマゴメド・ウマラトフに敗れて予選落ち。30歳で18勝4敗。
飛び込んで左をヒットさせたアルシラウィ。サディボウ・シは蹴りで牽制。サディボウ・シ左ハイ。インロー。左ミドル。飛び込んでくるアルシラウィに右フックを引っ掛ける。サディボウ・シ左ミドル。詰めてくるアルシラウィだが、打撃がヒットする位置に入れない。サディボウ・シのインローにシングルレッグを合わせた。肩の上に担いでテイクダウンを狙ったが、こらえたサディボウ・シ。逆にボディロックしてケージに押し込む。残り15秒でテイクダウン。パウンド。アルシラウィが下から足関を狙うと離れて立った。ゴング。
1Rサディボウ・シ。
2R。サディボウ・シの左ミドルが入ってアルシラウィ後退。すぐに詰めたサディボウ・シがパンチの連打。ボディ・顔面に入れるとアルシラウィダウン。KO!
前年優勝のサディボウ・シ、2RKOで5点獲得。
ウェルター級はウマラトフ・マゴメドケリモフ・レアルの3人が6点で1位、サディボウ・シが5点で決勝進出ボーダーの4位。5位は判定勝ちで3点のロペス。