UFC on ESPN+81:第1試合・ヘイリー・カワン vs. ジェイミー・リン・ホース

女子バンタム級だったが、カワンが1.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

カワンは6歳から大学まで体操競技をしており、大学ではアクロバティック&タンブリングでオールアメリカンを獲得。MMAのジムでトレーニングを始めるまで格闘技経験はなかったが、昨年8月のコンテンダーシリーズでスプリット判定勝ちして、トレーニングを初めて5年でUFCとの契約を決めた。2月に組まれた試合は直前の急病でキャンセル、3月にまた組まれたが今度は今度は相手のビザの問題でキャンセル。3ヶ月連続3度目のチャンスでようやくデビューする。31歳。

カナダのホースもまたUFCデビュー戦。21年12月にLFAフライ級王座決定戦で勝利しタイトルを獲得。昨年12月に組まれていた防衛戦はキャンセルとなっており、1年以上のブランクがあったが、先月UFCと契約。MMAデビューから5戦全勝全フィニッシュ(3KO・2一本勝ち)。しかしすべてがフライ級でバンタム級転向初戦で体重オーバーの相手と戦うことになった、33歳。

やはり体格差がある。ミドルを入れたホース。パンチを返すカワン。ワンツーを入れる。左。ホースまた右ミドル。またミドルを単発で入れる。カワンはミドルからスピンキック。パンチで出たところでホースが組み付く。入れ替えて押し込むカワン。ホース押し返し肘を入れ離れた。カワンまたハイからバックキック。ホース右ハイ。カワンタックル。がぶったホース。首を抱えて頭部に膝を入れる。また入れ替えるカワン。ホーン。

1R手数でカワン。ホースも攻撃の数は同じくらいだが単発だった。

2R。パンチで出るカワン。組んでケージに押し込む。体格差を活かした戦い。離れ際にホースが右を入れた。ホースの蹴り足を掴んで倒したカワン。ホースがガードから腕十字を狙うが腕を抜いて入らせないカワン。ホース下から足で浮かせて立った。ケージに押し込むホースだが、また入れ変えたカワン。膝を入れ離れる。ハイから左を入れたカワン。さらにパンチを打ち込むと組んでケージに押し込むカワン。残り1分。ダブルアンダーフック。ホース押し返して引き剥がした。残りわずかでカワンがまた蹴り足を掴んで倒す。ホーン。

2Rもカワン。打撃は五分だが2度のテイクダウンがあった。

3R。タックルに行くカワン。切ったホースだが、カワンまた組んでケージに押し込んだ。離れ際にホースが膝を放つがキャッチしたカワンがテイクダウン。しかし倒され際に返して上を狙うホース。バックに。カワン立ってケージ際で正対した。ホースタックルを狙うが倒せず。離れた。ホース右ハイ。ちょっと疲れてきたカワンだが、ホースの右ハイをキャッチしてテイクダウン。下から腕十字を狙うホースだが、カワン密着してふぐ。タイムアップ。

三者29-28でホース勝利。

2Rと3R?いずれも僅差ではあったが。

ホースに入ったのは1Rと3R。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはホース支持が多いが、カワンの支持もある。

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