UFC on ESPN+30:セミファイナル・カール・ロバーソン vs. マーヴィン・ヴェットーリ

ミドル級だったが、ロバーソンが5ポンドの大幅オーバー。

キックデビュー戦でジェロム・レ・バンナからダウンを奪ったロバーソン(しかしその後2戦して全敗)。UFCでは直前オファーで階級を上げたグローバーテイシェイラ戦を除くと4勝1敗と好成績。前回はカーフキックでダメージを与えて最後はチョークで一本勝ち。

ヴェットーリはUFC4勝2敗1分けで、敗れた相手は現王者アデサニヤとランカーのアントニオ・カーロス・ジュニオールで、アデサニヤ相手にはテイクダウンを奪いスプリット判定まで持ち込んだ。

両者とも中堅を抜け出しランカークラスに到達したいもの同士だが、両者の対戦は当初5月に組まれており、ロバーソンが計量失敗。さらに体調不良となり、試合自体が消滅した。今回、仕切り直しで組まれたが、またも計量失敗。しかも前回以上の大幅オーバー。ヴェットーリは怒りを試合にぶつけたいところだが。

ジャブからワンツーを入れたヴェットーリ。ロバーソン左ハイ。シングルレッグに入ったヴェットーリだがロバーソンがバックを狙う。バックに回りかけたが、ヴェットーリは足のロックをされる前に反転してまたタックルへ。テイクダウン。ハーフで固める。ギロチンに抱えた。しかしスクランブルで外すロバーソン。またギロチン。スタンディングで絞めたが、ロバーソンはケージを駆け上がって外して上に。バックを狙うロバーソンにヴェットーリはシングルレッグ。ヴェットーリテイクダウンして上に。ハーフからパウンドラッシュ。ディフェンスしたロバーソンにギロチン。外れたがまたパウンドを打ち込むと、亀になったロバーソンにチョーク。仰向けにして絞めるとロバーソンタップ!

ヴェットーリ、勝利の雄叫び。

タイトルとURLをコピーしました