UFC on ESPN+30:第4試合・マルブ・デヴァリシビリ vs. グスタボ・ロペス

バンタム級だったが、レイ・ボーグが家庭の事情で欠場となり、急遽グスタボ・ロペスに変更。ロペスもバンタム級の選手ではあるが、直前で減量が間に合わないため140ポンドの契約体重での試合に。

ダイナモタックラー・デヴァリシビリはテイクダウンからの押さえ込みが武器の選手で、MMA10勝中判定勝ちが7つ。UFCデビューから連敗したが、そこから3連勝中。ジョージア出身で現在はニューヨーク在住。バックボーンはサンボと柔道。

ロペスはCombate Americasバンタム級王者。ローカル時代には、現UFCファイターのアンドレ・イーウェル(UFC2勝2敗)に1RKO負けしている。MMA11勝4敗の30歳。高校時代からのレスリングがバックボーンだが、デヴァリシビリのテイクダウンを防ぐことができるか。

デヴァリシビリがシングルレッグ。倒すとすぐ立つロペスだがバックを取っている。バックキープしたままパンチを入れるが、ロペス正対してデヴァリシビリは離れる。パンチで出るロペス。デヴァリシビリはロー。パンチからまたタックルに入ったデヴァリシビリ。スタンドでバックに回ると崩して膝をつかせる。ボディロックしテイクダウン。寝かせた。ガードを取るロペス。デヴァリシビリがパウンドを落とすが、立ち上がってパウンドを入れたところで蹴って立つ。しかしすぐさまデヴァリシビリがシングルレッグに。もう切れずに倒されるロペス。パスを狙ったがガードに戻される。残り時間わずか。デヴァリシビリが立ち上がり強いパウンドを打ち込む。ホーン。

1Rデヴァリシビリ。

2R。ロペスが打撃でプレッシャーを掛けるとサークリングするデヴァリシビリ。デヴァリシビリが左ハイから右フック。シングルレッグのフェイントからワンツー。ニータップでテイクダウン。ハーフにしてパウンドで削る。パスしてサイド。押さえ込みながらパウンドや膝を入れるデヴァリシビリ。カーフホールド。Vクロスアームロック。雄叫びを上げて極めに行ったが決まらず立たれる。が、即タックルでテイクダウン。ギロチンに抱えて後方に投げてまた立つロペス。すぐまたタックル。またギロチン。入っていないが頭を抜いたところでロペスが立つ。が、蹴りをキャッチされすぐ倒される。立ったがボディロックを外さないデヴァリシビリ。またテイクダウン。ホーン。

2Rデヴァリシビリ。テイクダウンしまくるデヴァリシビリペースの試合。あれだけ消耗する動きをしているのに、疲れているのはロペスの方。

3R。パンチを打ち込むデヴァリシビリ。カーフキック。KOするしかないロペスだが出られない。またニータップでテイクダウン。下からキムラを狙うロペスだが、デヴァリシビリは外す方向に動いて強烈な鉄槌を落とす。立たれたがすぐまたテイクダウン。マウント。パウンド。背中を向けたロペスにチョークを狙ったが立たれた。が、またテイクダウン。12回目。デヴァリシビリパウンド。足を潰してパスしつつパウンド。マウント。逃げようとしてバックを取られたロペスだが立った。残り1分。パンチで出るロペスだがデヴァリシビリすぐテイクダウン。パウンド。タイムアップ。

30-26×2、30-25の3-0でデヴァリシビリがドミネイト勝利。

今日はフィニッシュして勝とうという意志が感じられたデヴァリシビリだが、これで4試合連続判定勝ち。相手のレベルを考えたら勝って当然の試合だったので仕留めたいところではあったが、これだけ動き続けて最後まで動きが落ちないのはすごい。

ロペスは急遽出場で相手が悪かった。

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