UFC on ESPN+45:第2試合・グロリア・ジ・パウラ vs. ジン・ユ・フレイ

女子ストロー級

ブラジルのパウラは昨年11月のコンテンダーシリーズで、柔道家時代のロンダ・ラウジーとチームメイトだったポーリーン・マシアスに序盤は投げでテイクダウンされたものの、以降はテイクダウンを許さず首相撲からの膝を打ち込んで削り判定で完勝し、UFCとの契約を決めた。

元Invicta王者でRIZINにも浜崎朱加とのスーパーアトム級タイトルマッチで出場したフレイだが、UFC初戦は20歳のケイ・ハンセンに腕十字で一本負け。2戦目は体格で上回るムエタイのローマ・ルックブンミーとの試合だったが、首相撲でコントロールされ続けて判定負け。後がない。

開始と同時に胴タックルからテイクダウンを奪ったフレイ。パウラのガード。パウラが下から蹴り上げると足をさばいて亀にさせる。バックに回りチョーク。正対したパウラ。またガードに戻る。パウラ下からハイガード。密着して防ぐフレイ。体を起こしてパウンドを入れるとパウラが下から蹴ってまたスクート。すぐにガードに入っていくフレイ。残り1分。一本超えてハーフにしたフレイ。フルガードに戻すパウラ。パウンドを入れるフレイ。またハイガードから仕掛けるパウラ。体を起こして防ぐフレイ。ホーン。

1Rフレイ。パウラ、テイクダウンされると下からリカバリーしないタイプか。

2R。ガードを高く構えてミドルを打ち込むパウラ。フレイも打ち返す。フレイが詰めてくると距離を取り組まれるのを警戒。が、フレイケージに詰めると組み付いた。パウラ得意の首相撲。膝を入れると離れる。パンチを入れるパウラ。打撃戦でパウラが優勢。残り40秒でパウラのミドルをキャッチしたフレイだが、パウラはケージを背負うと首相撲から膝を入れて離れる。鋭いパンチを打ち込むパウラ。ホーン。

2Rパウラ。

3R。ケージに詰めて組み付いたフレイ。ボディロックから投げてテイクダウン。ガードを取るパウラ。ラバーガード。外れるとガードからキムラを狙う。動をクラッチして防いでいるフレイだが、その状態で両者動けないまま時間がすぎる。フレイマウントに。キムラを放して亀になったパウラ。ハーフバックからチョーク。しかし片足がフックしておらず外れる。改めて両足フックしバックマウントに。仰向けにして四の字バック。パウラ逃げられない。右腕をパウラの首に巻いてチョークを狙うが、引手が脇の下で決まらず。しかし時間が過ぎていく。タイムアップ。

判定三者29-28でフレイがUFC初勝利。

パウラ、打撃は良かったがテイクダウンされると下から仕掛けるがリカバリーがなく、不利な体勢のまま敗戦。

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