女子フェザー級リーグ戦。バッド0点（6位）、インドロヴァ0点（10位）。
元Bellatorフェザー級王者のバッド。昨年のPFLは女子ライト級初戦で体重オーバーした相手に判定負け、2戦目は負傷欠場で予選落ち。フィナーレ大会で組まれたフェザー級ワンマッチでは、元UFCのアスペン・ラッドに判定負け。今年のリーグ戦1戦目は昨年のライト級ウィナーラリッサ・パチェコとの対戦となり、2Rまで距離を取ってサークリングしつつ打撃を入れる展開で、3Rに上を取られてパウンドを打ち込まれて判定負けしたが、1、2Rは僅差だった。39歳。
インドロヴァは昨年の女子ライト級では予選3位で決勝トーナメントに進出したが、トーナメント初戦でケイラ・ハリソンに一本負け。今年の初戦はPFL初参戦のアンバー・ライブロックで、1Rにハイキックでダウンし、パウンドでKO負け。1Rでの負けということで、序列は最下位に。32歳。
バッドのローに右を合わせたインドロヴァ。バッドが詰めてきた。ワンツー。インドロヴァのパンチがヒット。バッド後退。ケージを背負う。詰めてパンチを入れたインドロヴァだが、バッド首相撲に捕らえると膝。インドロヴァ離れた。ステップインしてジャブを入れるインドロヴァ。また飛び込みワンツー。今度は飛び込みアッパー。右を打ち込んだインドロヴァ。残り30秒。両者出ていかないままゴング。
1Rインドロヴァ。
2R。右を入れたバッド。パンチからタックルへ。クラッチしてテイクダウンを狙うが、ケージで耐えるインドロヴァ。ボディロックして膝を入れるバッド。凌ぐのみのインドロヴァ。投げを狙ったバッドだが倒せず。ボディに膝を入れて離れる。残り1分。手が出ない両者。インドロヴァが飛び込んで一発ヒット。バッドも飛び込んできたがかわしたインドロヴァ。インドロヴァが飛び込んでワンツー。ゴング。
2Rややバッド。
3R。勝ち上がりにはフィニッシュが必要となるが、両者ともに、そこまでの余裕はないか。ライブオッズはほぼ五分。バッド詰めて右を入れた。さらにパンチを入れるとダブルレッグ。ケージでこらえたインドロヴァに膝。足踏み。耐えるだけのインドロヴァ。ボディに膝を入れるバッド。ブレイクしないレフェリー。バッドがボディに膝を入れ続ける。シングルレッグに切り替えたバッドだが、引き剥がし離れるインドロヴァ。飛び込んで右を入れたバッド。残り1分。バッドの右オーバーハンドがヒット。インドロヴァ下がる。詰めてきたバッドにパンチを打ち込むが、なおも詰めてくるバッド。タイムアップ。
AIのスコアはバッドだが、クートゥアとケンフロはインドロヴァ支持。
3者29-28でバッド勝利。
バッド、4戦目でPFL初勝利。が、スコアは3点どまり。現時点で5位で、決勝進出は上位の欠場が必要に。
100万ドル獲得のためにアグレッシブを促すPFLのルールではあるが、選手にとっては、フィニッシュを狙って負けるより、予選落ち確定でも判定で勝って勝利ボーナスを獲得したいという意識になる場合も当然ありえるか。
