PFL2023#6:第8試合・マゴメド・ウマラトフ vs. ネイブ・ロペス

ウェルター級。ウマラトフ1勝0敗:6点、ロペス1勝0敗:3点。

ここまで13戦全勝のウマラトフ。昨年は予選1試合のみで1RKO勝ちして決勝進出するも、ロシア勢がイギリスに入国できず棄権。今年の初戦はウマラトフの代役として決勝トーナメントに進出してローリー・マクドナルドを破り準優勝となったディラノ・テイラーに1R秒殺KO勝ちで6点獲得。初戦は3人が1RKOしているが、最短フィニッシュしたウマラトフが序列1位となっている。13戦全勝の31歳。

メキシコのロペスも16戦全勝。PFL初参戦のリーグ戦1戦目は、1Rにグラウンドで顔面に膝を入れて減点1があったものの、3Rともすぐにテイクダウンして攻めて完勝。が、相手のシェイン・ミッチェルのテイクダウンディフェンスがザルだったことに救われていた感があり、今回もオッズでは今大会2番目のアンダードッグとなっている。30歳。

ウマラトフは勝てば決勝トーナメント進出確定。ロペスは判定勝ちの場合はサディボウ・シ vs. シェイン・ミッチェルの結果待ち。フィニッシュ勝利なら決勝トーナメント進出確定。

じわじわ出るウマラトフ。先に手を出すロペスだが、ウマラトフのパンチがヒット。四つに組むとケージに押し込んでダブルアンダーフック。腹に膝。前かがみになった。効いたか。距離を取ろうとするロペスを追いかけてパンチを打ち込むウマラトフ。ケージに押し込みまた膝。離れた。すぐにケージに詰まるロペスだが、ジャブをヒット。タックルに入るロペス。がぶったウマラトフ。バックに回った。ハーフバックに。亀のロペスにパウンド。正対したが肩固め!ハーフでかなりタイトに絞めている。が、耐えたロペス。放したウマラトフ。ロペスまた亀に。バックからパウンド連打。なんとか止められないように動いているロペス。立った。が、効いているのかふらついている。ウマラトフ膝を狙ったがスリップダウン。上になったロペス。が、スリップしてウマラトフが上に。しかしロペスアンクルピックで倒す。立とうとするウマラトフからスタンドバック。アンダードッグの健闘に湧く場内。ゴング。

1Rウマラトフ。

2R。会場ロペスコール。ウマラトフワンツー。ロペスもジャブを返す。スタミナを使ったのか、ウマラトフ慎重になっている。ロペスの方が手数が多い。ロペスのタックルフェイントに反応するウマラトフ。詰めたロペスがボディブロー。ウマラトフも打ち返す。15倍まで跳ね上がっていたロペス勝利のライブオッズが7倍に。ウマラトフ右ハイ。ロペスも手が出なくなってしまった。ウマラトフが先に打撃を出していく。残り40秒。ロペスの連打がヒット。ウマラトフタックル。テイクダウン。すぐに下からパンチを入れるロペス。ゴング。

2R、最後にテイクダウンはあったものの、それまでの打撃でロペスのラウンド。

3R。ジャブを一発入れたロペス。ロペスの右がヒット。ウマラトフじわじわ詰めるが、そこにパンチを入れていくロペス。ウマラトフのタックルを止めて膝。ロペスのワンツーがヒット。また手を出してきたロペス。踏み込んでボディアッパーを放ったロペスだが、そこに合わせてタックルで倒したウマラトフ。ハーフ。上下で細かいパンチの打ち合い。残りわずかで下から蹴り放したロペスだがタイムアップ。

AIのスコアは3Rともウマラトフ。

30-27×2、29-27の3-0でウマラトフ勝利。3点獲得の9点で決勝トーナメント進出。現在2位。

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