ライト級だったが、ラジャポフが1.25ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。
ポーランドのレベツキは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利し、今年1月にUFCデビュー。相手は代役でUFCデビューとなったニック・フィオーレで、打撃が全部全力のため後半やや失速したものの、テイクダウンから休んで判定勝ち。ライト級では小さめの169cmでがっちりとした体型。30歳。
タジキスタンのラジャポフは地元フロリダのキルクリフFC所属。PFL2019年、2021年の2度100万ドルがかかった決勝戦まで進出したが、いずれも判定負け。放送中のTUF31への出演が決まっていたがキャンセルとなり、その埋め合わせで3月に代役UFCデビュー。コンテンダーシリーズからのUFCデビュー戦だったエステバン・リボビクスから11度もテイクダウンを奪い、終盤ややスタミナ切れしたが判定勝ち。タジキスタンでは、深夜3時~4時という時間でもスタジアムでのライブビューイングに多数の観客が詰めかけるほど注目されており、今回は23時くらいと、まだ見やすい時間帯。32歳。
両者ともにがっしり体型。レベツキインローからワンツー。詰めていく。ラジャボフ下がり気味。ケージを背負った。左を当てるレベツキ。組みに行ったラジャボフだが引きはがすレベツキ。また詰める。ケージを背負ったラジャボフ。左ボディから右フックを入れたレベツキ。逆にタックルへ。ダブルレッグでテイクダウン。レベツキレッグマウント。サイドに出た。ラジャボフタックルに入りつつ立った。ジャブ、ワンツーを入れるレベツキ。ローで足を払ったレベツキ。上になるとクルスフィックス。肘。ホーン。
1Rレベツキ。ラジャボフ左足を痛めたか?引きずっている。
2R。レベツキのインローで足を引きずりケージまで下がったラジャボフ。パンチを打ち込んでいくレベツキ。レベツキ今度は右足にカーフキック。両足効いていしまったラジャボフ。もはやパンチを出すために踏ん張ることもできない。ケージにもたれつつ、パンチを降ってなんとか逆転を狙いたいが、左をもらってダウン。レフェリーすぐ割って入りKO。
蹴ったレベツキも足を痛めたのか引きずっている。
ローで足を痛めた時点で勝負あり。セコンドも最後までやらせずに、早めに止めた方が良かったのでは。