UFC on ABC5:第5試合・タバタ・ヒッチ vs. ジリアン・ロバートソン

女子ストロー級。ヒッチ15位。

SEI☆ZAで日本に住みながら格闘技のトレーニングを積んでいたヒッチ。UFCデビュー戦は階級上のフライで現ランキング2位のマノン・フィオロにKO負けしてMMA初黒星を喫したが、ストロー級に戻すと3連勝。前回はランク外だが元タイトル挑戦者のジェシカ・ペネから腕十字でタップを奪って勝利し、ランキング入りを果たしている。28歳。

カナダ人のロバートソンだが、フロリダのゴートシェド所属。女子フライ級タイトルが制定されたTUF26からの生き残りだったが、前戦からストロー級に落としている。フライ級では8勝5敗。一本勝ち7回はUFC女子最多。UFCでも9勝中判定勝ちは1回のみ。ストロー級初戦もマウントからの腕十字で勝利し、2戦目でランカーとの対戦のチャンスを掴んだ。28歳。

シングルレッグに入ったロバートソンだが切ったヒッチ。逆にヒッチがタックル。テイクダウン。インサイドからパウンドウィれるが、ロバートソン下からシングルレッグに。立ち上がると放した。ワンツーを入れるロバートソン。パンチがヒットしている。ワンツーから敗。ロバートソンの蹴りに合わせてタックルで倒しアタ。しかしロバートソンが下から腕を掴んでガードに引き込もうとすると離れて立ちスタンドへ。ワンツースリーをヒットさせたヒッチ。ロバートソンインローでバランスを崩す。ヒッチ手数で圧倒。残り1分。タックルを見せつつ打撃を出していくヒッチ。ロバートソンの攻撃は空振りが多い。ホーン。

1Rヒッチ。

2R。ヒッチ縦肘。タックルを狙ったロバートソンだが組めず。逆にヒッチがタックルのフェイントからワンツーを入れる。出ていくロバートソンだが、距離を取られてパンチがヒットしない。ヒッチまた蹴りを掴んでテイクダウン。が、グラウンドで深追いせずに立ち上がる。打撃戦が続くが、ヒッチの打撃は手数は多いが倒す気配がなく、会場からはブーイングが飛ぶ。ホーン。

2Rヒッチ。

3R。組みに行くロバートソンだが組ませないヒッチ。打撃で手数を出す。ロバートソンの打撃は単発で、しかもかわされている。ロバートソン胴タックル。組んで初めて倒した。押さえ込む。ヒッチ亀になり逆にタックルに入って立った。またスタンドで手数を出していくヒッチ。飛び込んでパンチ5連打。残り1分。ロバートソン首相撲。引きはがすヒッチ。残り15秒でタックル。これも引きはがすロバートソン。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でヒッチ勝利。

倒す気配はなかったが、スピードと手数で圧倒して勝利。

ロバートソンはヒッチのスピードについていけず、タックルもほぼ切られた。1度だけテイクダウンしたものの立たれてしまった。

1Rと2Rはロバートソンに入れたジャッジもいた。

メディアのジャッジはほぼ30-27ヒッチ。

 

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