UFC290:メインイベント・アレキサンダー・ヴォカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲス

フェザー級王座統一戦。正王者ヴォルカノフスキーは5度目の防衛戦。暫定王者ロドリゲスは正王者のタイトルには初挑戦。

ヴォルカノフスキーは2月の前戦では2階級制覇を狙いライト級に上げて王者マカチェフのタイトルに挑んだが判定負けでUFC初黒星。しかしながら、階級上の王者に対し一歩も引かず、終盤は逆に追い込む場面もあったことで、試合後は負けたにも関わらずP4Pランキングは1位のまま据え置かれた(現在はジョン・ジョーンズが1位)。マカチェフ戦ではマカチェフからバックを奪われる展開で攻めを封じられて破れたが、フェザー級ではそこまでヴォルカノフスキーを圧倒できるレスリングの実力者はいない。34歳。

ロドリゲスはヴォルカノフスキーのマカチェフ戦と同日に行われたジョシュ・エメットとの暫定王座決定戦で対戦し、1Rはパンチを貰い効いて後退したところでスリップし、上から攻められて落としたものの、2Rはミドルを効かせて一方的に攻勢。飛び膝をキャッチされ下になったものの、三角を決めてタップを奪った。回転系のトリッキーな打撃・フィニッシュ力の高さが武器。身長180cmで王者より12cmの長身だが、ヴォルカノフスキーにとってはいつものこと。リーチはともに180cm。30歳。

ステップして距離を取るロドリゲス。牽制の蹴り。詰めていくヴォルカノフスキーに右ハイ。かわしたヴォルカノフスキー。プレスするヴォルカノフスキーだが、まだ間合いに入れない。ロドリゲス左ミドル。ヒットしたがキャッチしたヴォルカノフスキーがテイクダウン。ロドリゲスガード。じわじわケージ際に移動。首をケージに押し込みつつパウンド。肘。体を起こしたロドリゲス。立ったが、ヴォルカノフスキー足をかけてテイクダウン。スクランブルで脱出を測ったロドリゲスだが押さえ込んだヴォルカノフスキー。ハーフからパウンド。残り50秒で肩固めをセット。外した。なおもハーフからパウンド。左右のパウンドを入れる。ガードに戻したロドリゲス。ホーン。

1Rヴォルカノフスキー。

2R。左ハイを放つロドリゲス。パンチから右ハイ。さらにジャンピングハイ。ヒットはしていないが。ヴォルカノフスキーが詰めてくる。パンチからローを入れたロドリゲス。飛び込んでパンチを入れたヴォルカノフスキー。ケージまで下がったところでロドリゲスのカウンターの右がヒット。しかしかまわずタックルに入ったヴォルカノフスキー。テイクダウン。バックに回るとロドリゲス立った。が、四つから足をかけてテイクダウン。ハーフ。非違j。ガードに戻そうとするロドリゲス。足で距離を作り立ったが、すぐに組んでスタンドバック。足を払ってテイクダウンしまたハーフ。正対したロドリゲスだが肘を落とすヴォルカノフスキー。ガードに戻そうとするロドリゲス。三角も狙っている。しかしヴォルカノフスキーガードに入ってパウンド。残り1分。インサイドからパウンドを入れていく。右の強いパウンド連打。下から逃れられないロドリゲス。ホーン。

2Rヴォルカノフスキー。

3R。前蹴りを出すロドリゲス。右ハイ。ヴォルカノフスキーの蹴りは空振り。パンチで出て右ハイを入れたロドリゲス。ヒットしたがヴォルカノフスキーも右をヒット。スイッチしながら出るヴォルカノフスキー。ロドリゲスのハイはブロック。ヴォルカノフスキーのローは距離が遠く空振り。ロドリゲスハイから右をヒット。さらにバックキック。このラウンドはまだ間合いに入れないヴォルカノフスキー。残り半分。ワンツーから左右のフックで出たロドリゲス。ヴォルカノフスキー下がって交わすとタックルに。しかし切ったロドリゲス。詰めるヴォルカノフスキー。バッティングがありタイムストップ。再開。ロドリゲス二段ハイキック。ワンツー、ハイ。が、ヴォルカノフスキーの右をもらい効いた!ロドリゲスがケージまで下がったところにパンチを打ち込むとタックルでテイクダウン。ヴォルカノフスキーパウンドラッシュ!腕でブロックするのが精一杯のロドリゲス。ハーブ・ディーン止めた!

ヴォルカノフスキー完勝。

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