UFC290:第10試合・ジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカー

ライト級だったがターナーが2ポンドオーバーしキャッチウェイトに。ターナー11位、フッカー12位。

ターナーはライト級で191cmの長身でリーチも196cmと長く、それを利用した打撃と寝技でキャリア13勝すべてがフィニッシュ勝利。UFCライト級では前座戦線で4連勝し、ランカーでフッカーと同門のブラッド・リデルと対戦し、パンチを効かせてからのギロチンで一本勝ちしランク入り。今年3月にフッカーとの対戦が決まっていたがフッカーが負傷欠場となり、代わってランキング上位のマテウス・ガムロットと対戦し、僅差だったがテイクダウンを奪われる場面が多く、パンチでダウンも喫してスプリット判定負け。連勝が5で止まった。28歳。

フッカーはライト級で3連勝した後、ポイエー・チャンドラー・マカチェフに完敗したことでフェザー級に戻したが、アーノルド・アレンに序盤パンチで効かされ、ラッシュを貰いそのまま1RKO負け。すぐにライト級に戻している。復帰初戦はTUFラテンアメリカ3決勝で敗れた後5連勝していたクラウディオ・プエレスで、プエレスのタックルを切って前蹴りを腹に効かせて2RKO勝ち。こちらは連敗を止めてからの初戦となる。33歳。

カーフを入れたフッカーにパンチを入れるターナーターナーもカーフを入れる。ワンツーを打ち込んだターナー。さらにボディストレートを出したが、フッカーの蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。ターナーの右がヒット。左ハイ。前蹴りを腹に入れたフッカー。ターナーのカーフキックを気にする素振りを見せたフッカー。詰めてきたターナー。フッカー組もうとしたが、止められ離れる。残り1分。右ハイを入れたフッカーだが、腕でブロックしたターナーがそのまま詰めてパンチを打ち込む。連打。プレスしていく。パンチが交錯し、一瞬ぐらついたターナーだが、フッカーが詰めるとパンチの打ち合い。ホーン。

1Rヒット数でターナー

2R。またプレスしてきたターナー。ジャブからワンツー。ミドル。下がりながらジャブを出すフッカー。やや押され気味のフッカー、ターナーの左ハイがヒット!フッカー組んだがターナー引き剥がしパンチをヒット。そのまま詰めていくが、フッカー打ち返し凌ぐ。ターナーの右がヒット。また左ハイ。今度は腕でブロックしたフッカー。ターナーの左がヒット。フッカーパンチで出て詰めた。ケージを背負ったターナーにパンチを打ち込む。ターナーも打ち返す。ターナー首相撲から膝を入れるがスリップダウン。バックに回ったフッカー。チョーク!けっこうタイトに入っているがホーン。

2R打撃のヒットではターナー

3R。ターナーのパンチがヒット。詰めていく。フッカー下がるが、追っていきパンチを入れるターナー。が、また詰めたフッカー。ケージを背負うターナーにパンチを打ち込むが、ターナーショルダーブロック。ターナーちょっと疲れているか?しかしタックルへ。テイクダウン。フッカーしたから足で距離を作り立った。フッカーパンチで出る。ターナー下がるがパンチを貰っている。倒れ込んで下に。クローズドガードを取るターナー。フッカー密着したままパンチを入れる。徐々にケージ際に移動。ターナー上半身を起こした。残り1分。パウンドを入れていく。残り20秒でケージを使って立ったターナー。打撃で出るのはターナー。フッカー距離を取る。タイムアップ。

最後は打ち合わず距離を取ったフッカーだが、この判断がどう出るか。

29-28ターナー、29-28フッカー、29-28フッカー!スプリットでフッカー勝利。

割れたのは3R。

 

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