UFC on ESPN49:第2試合・アレキサンダー・ムニョス vs. カール・ディートン

ライト級。

ムニョスはここまでUFC0勝2敗。ローカル全勝でUFCに登場したが、ナスラット・ハクパラストに打撃を貰う展開で判定負け、ルイス・ペーニャ戦は接戦だったが、互角の打撃戦の末にスプリット判定負け。2年3ヶ月ぶりの試合。チーム・アルファメール所属の33歳。

CD3ことカール・ディートン三世。今年2月、欠場選手の代役として計量当日にUFCデビューが決まったが、さすがに当日は試合できず、翌週にスライドしてUFC4勝1敗のジョー・ソレッキと対戦。タックルでテイクダウンを取られる展開から、1Rはチョークを凌いだものの、2Rにも同じパターンで捕まり、チョークで落とされ一本負け。いいところは見せられず。17勝中9回の一本勝ちがあるグラップラーネイティブアメリカンにルーツを持ち、ATT所属の33歳。

ディートンが飛び込んで左フックをヒット。さらに飛び込んでワンツー。ムニョスもワンツーを返す。ムニョスの飛び込みにディートンがタックル。スプロールして切ったムニョス。ムニョスのパンチがヒットし一瞬動きが止まったディートン。ムニョスタックルへ。切ったディートン。ムニョス、ダメージは浅いと見て攻めには行かない。両者慎重。ディートンの左フックをかいくぐってタックルに入ったムニョスだが切った。ムニョスのパンチがヒット。詰めていくが、ディートンそこに膝を合わせる。残り1分。ムニョス肘。両者攻められないままホーン。

1R僅差。ムニョスに一瞬ダメージを与えた有効打があったが、ヒット数はディートン。

2R。パンチで出たムニョス。ジャブを入れるディートン。ムニョスの左が入り、一瞬膝を着いたディートン。両者変わらず慎重だが、ややムニョスの有効打が増えてきた。ムニョスが飛び込んだところにディートンの右がヒット。残り1分。打撃で先手を取るディートンだが、ムニョスも打ち返す。残り5秒でムニョスタックル。切られた。ホーン。

2Rも手数はディートン、有効打はムニョスという展開。両者とも取っているかわからないので攻めないと行けないが、むしろ両者ともに勝っていると認識して攻めないのか。

3R開始直後に飛び込んだディートンにカウンターのパンチがヒットしディートンダウン!すかさずバックにまわったムニョスがパウンドラッシュ。腕でブロックするだけで動かず打たれ続けるディートン。そのままだと止められるが、なんとか立ったディートン。しかしスタンドバックでコントロールするムニョス。ムニョスもラッシュで疲れたのか、フィニッシュを狙いに行くのではなくバックでコントロールする。1・2Rが微妙なのでフィニッシュが必要なところだが…。ディートン立ったがムニョス抱えあげてテイクダウン。しかしすぐにまた立つディートン。正対。ムニョスまたタックル。ケージで耐えるディートン。残り1分。膝を入れて離れたディートン。手を出すのはディートン。ムニョスは逃げ切り狙いなのか、疲れたのか、手を出さず距離を取る。タイムアップ。

30-26、30-27、29-28の3-0でムニョス勝利。

微妙な1・2Rだったが、2者はどちらもムニョス、1者はどちらかをディートンに入れていたか。

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