UFC on ESPN49:第11試合・オットマン・アツァイター vs. フランシスコ・プラド

ライト級。

当初はセミで組まれていた試合。ランカーのマダレナの試合が急遽セミに昇格したため、格下げに。

ドイツ&モロッコ国籍のアツァイターは無敗でUFCと契約し、UFCデビューからも2連勝。しかし、コロナ禍で部外者を隔離するシステムを取っていた当時に、部外者を隔離された選手用ホテルに入れたとして、当初はリリースが発表されたが、一ヶ月後に再契約。その試合中止のため、2年以上のブランク明けとなった昨年11月の試合は、UFC3勝3敗1分けのマット・フレボラとの打撃戦で攻めに行ったところにパンチを効かされ1RKO負け。キャリア初黒星を喫した。13勝中KO勝ちが11ある。33歳。

アルゼンチンのプラドは2月に代役でUFCデビュー。当時20歳で、ローカルの実績しかないものの、11戦全勝全フィニッシュの実績を引っ提げてUFC3勝3敗のジェイミー・ムラーキーと対戦。が、スタンドで打ち負け、テイクダウンも取られ、タックルも切られてほぼいいところなしの内容で完敗。将来的な伸びしろはあるかもしれないが、セミに抜擢されるレベルではなかった。21歳。

詰めるプラド。ケージまで下がったアツァイター。プラドタックルへ。切ったアツァイター。カーフの蹴り合い。右を打ち込むアツァイター。プラドまたタックル。受け止めたアツァイターがパンチ・肘を入れて引きはがす。左ボディを入れたアツァイター。プラドまたタックルを切られる。蹴りをキャッチしたアツァイターがケージまで押し込み肘を入れ離れる。プラドタックルのフェイントからバック肘を入れた。またケージを背負うプラドだが腹に前蹴り。またバック肘!そのまま押し倒したプラド。インサイドからパウンド・鉄槌のラッシュ!腕でブロックしているアツァイターだが、連続で顎に鉄槌をもらいレフェリー止めた。

アツァイターはストップに抗議。微妙なところだったが…。

21歳プラド、初戦を見る限り、UFCでは厳しいようにも思えたが、2戦目でUFC初勝利。

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