ONE Championshipが新型コロナウイルスの影響で大規模リストラを敢行


 15 日(月・現地時間)、ONE Championshipが世界各国の社員の20パーセントを削減したうで、7000万ドル(約75億円)の追加資金調達を完了し、約371億円の資本を持つことになったことを発表している。

 今回のリリースにはチャトリ・シットヨートンCEO兼会長でなくグループ副社長のテイ・フワファンより「数週間前に新たな機関投資家からの資金調達を完了したことを発表できることに喜びを感じている。この100年で最悪の経済危機において、このような強大な信任を得ることができ感謝の気持ちでいっぱいだ。ONEの貸借対照表には9桁の現金があり、組織が合理化されたことで、今後何年にもわたって、世界中のファンを喜ばせ続けることができる」という声明が出された。

 まさに痛みを伴う改革がONEに起こったといえよう。ONEは巨大資本を持つが故に融資額、損失も桁違いの額に見える。が、ここで重要になってくるのが──彼らがKPI(重要業績評価指標)をどのように見立て、今回の動きも目標を達成するうえでの選択であるのかどうかだ。未だに終息が見えない新型コロナ感染拡大。ONEは日本にもオフィスを構えているが、世界各国で人員カットが行われているということは、当然のようにこの国でも動きは見られるだろう。

 日本大会はどうなるのか、テレビ東京で毎週放送している『格闘王誕生!ONE Championship』がどうなるかも気になるところです。続きを読む・・・
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