UFC on ESPN+82:第10試合・リローン・マーフィー vs. ジョシュ・クリバオ

フェザー級

イギリスのマーフィーはUFCデビュー戦でズバー・ツフゴフと引き分けてから4連勝で4勝0敗1分けと無敗。前戦となる3月のUFC286ロンドン大会では、セミ前に登場する同じイギリスのナザニエル・ウッド戦が組まれていたが、ウッドの負傷欠場により流れている。ウッドとは今大会前に、宿泊しているホテルで遭遇し、口論に発展した。両者が今回勝てば、再度対戦が組まれるかも知れない。マーフィーは代役UFCデビューのガブリエル・サントスとの対戦となり、カーフキックで削られる展開から、サントスが緊急出場の影響もあり失速したのに助けられ、スプリット判定勝ち。叔父はアミール・カーンのトレーナーだったオリバー・ハリソンで、マーフィーもボクシングからMMAに転向した。31歳。

オーストラリアのクリバオは、地元大会での緊急代役出場でのUFC契約だったが、階級上のライトで2RKO負けして以降、本来のフェザーに戻すとここまで3勝0敗1分け。打撃が主体だが、前戦は元K-1ファイターのメルシック・バグダザリアン相手に、スリップダウンさせた瞬間にすぐバックを取ってのチョークでタップアウト勝利。キャリア初の一本勝ちとなった。29歳。

マーフィー詰めてカーフキック。クリバオ圧されてケージ際まで下がる。マーフィーがバックスピンキックを放ったがバランスを崩しスリップダウン。クリバオがそこをパンチで攻めると四つに組んだ。しかし入れ替えたマーフィー。膝を入れるとシングルレッグ。こらえて離れたクリバオ。ミドルを入れる。ワンツー。マーフィーもワンツーを返す。両者間合いの外からフェイントを繰り返す。飛び込んでパンチを入れたクリバオだが、マーフィーが左を返してヒット。また詰めるマーフィー。組んでケージに押し込んだ。離れ際に肘。マーフィーのカーフキックで足が流れたクリバオ。マーフィー右ハイからワンツーを入れるとタックルへ。ケージで耐えるクリバオ。スタンドバックに回ったマーフィー。放してパンチの3連打をヒット。ホーン。

1Rマーフィー。

2R。マーフィーがパンチを打ち込んだが、四つに組んだクリバオ。入れ替えるマーフィーに対し、さらに入れ替えてシングルレッグへ。ボディロックから投げるクリバオだが、マーフィー小手に巻いてこらえた離れる。ケージに追い詰めたマーフィー。パンチをかいくぐって組んだクリバオだが切るマーフィー。お互いパンチがヒット。組み付こうとしたクリバオだがバックに回るマーフィー。膝を着いたクリバオからハーフバック。両足フックした。バックキープ。残り1分。後ろからチョーク狙い。引手を脇に挟んでディフェンスするクリバオ。ホーン。

2Rマーフィー。

3Rj.詰めてくるクリバオにワンツーがヒット。組みに来たところを肘を入れて離れたマーフィー。離れ際にタックル。ケージでこらえたクリバオが入れ替えて逆にタックルへ。マーフィーブラウン肘。マーフィーのミドルが腹をかすめるようにヒットし、クリバオ嫌倒れ。マーフィー上になるとパウンド。クリバオの足をたたみながらパウンドを落としていく。亀になったクリバオ。またハーフバックに。クリバオ向き直りタックルに入るが、マーフィーダースチョーク。外れたが今度はパウンドを落とすマーフィー。肘。またダースチョークへ。外れた。またバックに回るマーフィー。クリバオ立ったが、その瞬間に倒したマーフィー。肘。なんとか凌ぐクリバオ。タイムアップ。

30-26×2、30-27の3-0でマーフィーがUFC5連勝。3Rは2者が10-8をつけた。

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