ライトヘビー級。ジャコビー15位。
元Glory王者ジャコビー。2011年にUFCデビューするも2連敗でリリース、その後もWSOFやBellatorでもリリースされ、MMAに見切りをつけキックに専念。Gloryではミドル級挑戦者決定トーナメントを制し、タイトルに挑戦したが獲得ならず。2019年に再びMMAに戻ってくると、コンテンダーシリーズに出場し、判定勝ちでUFCと契約すると、そこから6勝0敗1分けの快進撃を見せランカーに。が、ここ2戦は連敗中。同じストライカーのカリル・ラウントリーJr.にはジャコビー優勢に見えたがスプリット判定負け、前戦はキャリア12戦全勝(9KO)でUFCでも2連勝中のロシアン・アザマット・ムルザカノフと対戦。2Rまでダウンを奪われる展開で、3Rにムルザカノフがスタミナ切れしたものの、ジャコビーは組みを選択し、タックルでテイクダウンは奪えたもののフィニッシュには至らず判定負けした。35歳。
ナイジェリアのエンジーチュクーはUFC6勝3敗。現在3連勝中で、初のランカー挑戦のチャンスを掴んだ。重いパンチが武器のストライカーで、グラウンドには穴があるが、前回のデビン・クラーク戦ではタックルにもある程度対処し、最後はタックルに来たところをスタンディングギロチンに捕らえてキャリア初の一本勝ち。ランカー相手にオッズではフェイバリット。31歳。
長身のエンジーチュクーが詰めていく。ケージを背負ったジャコビーにエンジーチュクーがパンチを打ち込む。左がヒットしたが、ジャコビーが右を返すとヒットしてエンジーチュクーダウン!すかさず鉄槌のラッシュ!腕でブロックししのごうとしていたエンジーチュクーだがレフェリー止めた。
ストップに納得行かない様子のエンジーチュクー。確かにもうちょっと見ても良かった気がするが、ダウン後即鉄槌ラッシュしてストップを呼び込んだジャコビーが上手かった。