UFC292:第3試合・アンドレ・ペトロスキー vs. ジェラルド・マーシャート

ミドル級。

ペトロスキーはUFCデビューから4連勝中。TUF29に出場し、準決勝で優勝したブライアン・バトルに破れたが、ワンマッチで同じTUFキャストとの対戦が組まれて1RパウンドでKO勝ち。さらに続く2戦も肩固め・アナコンダチョークで勝利すると、前戦はUFC3勝3敗で柔術黒帯のグラップラー・ウェンリントン・トゥルマン相手にグラウンドで上を取って攻め、キャリア初の判定となったが勝利している。バックボーンはレスリング。UFCと契約後にもグラップリングの試合に精力的に出場している。32歳。

マーシャートはUFC10勝8敗で、10勝はすべてフィニッシュ勝利。グラップラーで一本勝ちが多い一方、攻めが雑でポジションを悪くし一本を取られたりもする。打撃でも積極的に攻めるが、逆にKO負けすることも多い。ランカークラスには及ばず、中堅ファイターにとどまっているうちに、35歳とベテランの領域に入っている。

マーシャートがパンチを入れていく展開。ペトロスキー飛び込んでパンチの連打をヒット。また飛び込んでパンチを放つが、バックステップしてかわすマーシャート。パンチを出していくマーシャートだが、ディフェンスが甘くパンチを貰いそうな打ち方。残り1分でマーシャートのアイポークがありタイムストップ。再開。残り30秒でペトロスキータックル。倒したがマーシャートしたから足を絡める。横三角的な形だが、特に絞まってはいない。ペトロスキーも無理に外そうとはせず、そのままホーン。

1Rは両者手数が少ない。パンチをまとめていたのはペトロスキーだが。テイクダウンはしたものの、そこからの攻めもなし。

2R。手を出していくマーシャート。スピードはないがヒットしている。ペトロスキーシングルレッグ。しかし切られた。出てきたペトロスキーにマーシャートの左がヒット。ペトロスキーのカーフキックでちょっとぐらついたマーシャートだが、キャッチしてパンチを入れた。マーシャートパンチを出して出ていく。ペトロスキーもパンチを返す。パンチの威力ではペトロスキー。マーシャートパンチのフェイントからタックル。しかし倒せず離れた。残り1分。ペトロスキーの右がヒットしマーシャートダウン!すぐに上になりパウンド!しかし下からタックルに入り凌いだマーシャート。立つが動きが鈍い。さらにパンチで出るペトロスキー。マーシャートのタックルを潰すとバックに回り強いパウンドを一発。ホーン。

2Rペトロスキー。

3R。ペトロスキーの蹴りをキャッチしてテイクダウンしたマーシャート。ペトロスキー下から三角。しかし防いで上をキープするマーシャート。ペトロスキーのガード。マーシャート上から肘。ペトロスキーの三角を防いだマーシャート。ペトロスキー亀に。バックには回らせない。立ってスタンド。マーシャートパンチで出る。ハンドスピードはないがヒットしている。ペトロスキーもパンチを打ち返した。ペトロスキーの左をかわしてマーシャートの左がヒット。ペトロスキーシングルレッグ。倒されたが首を悪化得てギロチンを狙う。さらに三角。しかし膝でガードを割って防いだペトロスキー。ハーフからペトロスキーがギロチンに抱える。マウントに。マーシャート下から両脇を差して立った。残り30秒。打撃で出るマーシャート。ペトロスキーも打ち返している。ケージに詰めてラッシュ。タイムアップ。

3Rマーシャート。1R次第。

29-28、28-29、29-28のスプリットでペトロスキー勝利!

ペトロスキー、僅差ではあったがUFCデビュー以来の連勝を5に伸ばした。

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