TUFライト級決勝戦。
ハバードは2019年にUFCデビュー。連敗はしなかったが、2021年に3勝4敗となったところでリリースされている。負けた相手はマーク・マドセン、ジョー・ソレッキ、ヴィンス・ピチェルなど、ランカーではないがそこそこ勝ち越している選手が多い。一方、当時挙げた3勝の相手は、現在全員リリースされている。TUF初戦は2R判定勝ち。2戦目は同じチーム・チャンドラーのルーズベルト・ロバーツが相手で、2Rドローで延長となり、延長判定で勝利して決勝進出。バックボーンはレスリング。31歳。
ホロボーは2013年にStrikeforceと契約し、Strikeforceの買収のためUFCと契約したが、初戦で敗れてリリース。2017年にコンテンダーシリーズに出場して勝利しUFCと再契約した。が、ハオーニ・バルセロス、シェイン・バーゴス、チアゴ・モイゼスに3連敗してリリース。トータルUFC0勝4敗、ローカルでも最後に試合してから2年とブランクがあったが、TUF出場権を獲得した。TUF一回戦はチーム・マクレガーのリー・ハモンドに打撃で圧される展開から、2Rにギロチンを決めての逆転勝利。準決勝は同じチーム・チャンドラーのジェイソン・ナイト相手にパンチをヒットさせ続けてのKO勝ち。36歳で10年越しのUFC初勝利なるか。
カーフを入れたハバードだがホロボーがパンチで出る。そこにハバードが胴タックルでテイクダウン。ホロボー下から仕掛けを狙うが、ハバードが上から強烈な肘を落とす。ハーフから脇を差してスイープを狙う。起き上がるが、ハバード首をギロチンにかかえてコントロール。ホロボーをケージに押し込み膝。外して正対したホロボー。離れる。右を打ち込むホロボー。ヒット。パンチで出ていくホロボー。カーフ。ハバードタックル。切ったホロボー。ホロボー右を打ち込み出る。しかし出てきたところにタックル。ハバードテイクダウン。残り1分。ハバード上からパウンド連打。ケージ際まで移動し立とうとする。ハバード首を抱えてクラッチするが、立って外したホロボー。ホロボー右。ハバード組んで大内テイクダウン狙い。こらえて離れたホロボー。ホーン。
1Rスタンドの手数ではホロボー。ハバードはテイクダウンからパウンドを落とす場面があったが。
2R。ホロボー打撃での圧を強めてきた。ハバードのタックルは切る。ホロボーの右がヒット。また右。ヒットしている。出たところにハバードもパンチをヒットさせるが、プレッシャーに圧されて下がり気味。ケージを背負ったところに右オーバーハンドをヒットさせたホロボー。亀になったハバードのバックに回ろうとする。ハーフバックからチョーク狙い。喉元には入っていない。正対して外すがマウントになっている。ケージを蹴って反転した瞬間に裏十字!ハバードが前転して逃れると今度は三角!がっちり入っている!ハバードタップ!
ホロボーは打撃で積極的に攻めて、最後はチョーク→腕十字→三角と切り替えてタップを奪った。