UFC on ESPN11:第8試合・ジム・ミラー vs. ルーズベルト・ロバーツ

160ポンド契約。両者ともに、本来は155ポンドのライト級。

この試合でドナルド・セラーニと並んでUFC最多タイの35試合目となるミラー。35戦で体重オーバーはないが、今回は減量が間に合わないのか160ポンドに。8年前にネイト・ディアスと挑戦者決定戦で対戦した頃がピークで、じわじわとランクが下がり、現在は中堅~前座戦線での試合が増えている。1Rは得意の極めを狙う展開で優勢となっても、次第に失速してしまう。

ロバーツは先月試合をしてから3週間のインターバルでの出場。UFC初戦を反則勝ちで飾ったブロク・ウィーバーを終始圧倒し、最後はテイクダウンからのチョークでUFCデビュー戦以来となるフィニッシュ勝利を飾ってUFC戦績を4勝1敗としている。プロMMAのキャリアは、ミラーのUFCでのキャリアと比べても、戦績・期間ともに半分以下だが、オッズではフェイバリット。

腹が緩めのミラー。ロバーツの前蹴りをキャッチ。スリップしたロバーツからすかさず上を取る。ロバーツはガード。足をさばいたミラーがハーフからギロチンに抱えたが放した。ハーフで抑え込んで足を抜きに行く。足を抜いたミラー。その瞬間に立とうとしたロバーツ。ミラー腕十字。持ち上げて外そうとしたロバーツだがタップ!

ミラー、チャンスを逃さず。極めの強さは健在。

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