UFC on ESPN+86:第8試合・ブライアン・バトル vs. A.J.フレッチャー

ウェルター級。

TUFウィナーバトル。TUF後にウェルターに落とした初戦は佐藤天からハイキックで44秒KO勝ち。2戦目はロシアのファクレトディノフにテイクダウンから塩漬けにされ判定負け。前戦は計量失敗したが、UFC2勝2敗のゲイブ・グリーンの開幕ラッシュをしのいでパンチを打ち込み14秒でのKO勝ち。29歳。

フレッチャーは9戦全勝8フィニッシュでUFCと契約するも、UFCではデビューから2連敗。テイクダウンされると立ち上がれず、後半はスタミナ切れしがち。今年2月の前戦はUFCデビュー戦で本来コンテンダーシリーズに出場予定だったテンパ・ゴリンボと対戦。バックを取られるが、ゴリンボの雑な攻めに救われ、最後はギロチンで一本勝ち。UFCと契約するまでは7試合で1Rフィニッシュしている(相手のレベルが低かったのもあるが)。26歳。

リーチで26cmも上回るバトル。距離を取り前蹴りで間合いに入らせない。さらにジャブを打ち込んでいく。フレッチャーが飛び込もうとするとバックステップで距離を取る。フレッチャーが詰めて右のダブルをヒット。バトルも距離を詰めてきた。前蹴りから左ハイ。タックルで飛び込んできたフレッチャーを受け止めたバトルだが、離れ際のフレッチャーの肘がヒットし一瞬腰が落ちた。すぐに立て直し再び前蹴り。ホーン。

手数では圧倒していたバトルだが、インパクトの大きさでフレッチャーのラウンドか。

2R。再び胴タックルで組み付いていくフレッチャー。ケージに押し込んだフレッチャーだが、バトルが入れ替えて押し込みながらボディに膝を入れていく。バトルがシングルレッグに切り替えたが、首をギロチンに抱えたフレッチャー。引き込んで絞めるが、バトルは外してハーフで押さえ込むとパウンドを打ち込んでいく。アメリカーナを狙うバトルに背中を向けたフレッチャー。座った体勢で両足をフックしたバトルがチョークに。マタレオンチョークで絞めるとじわじわ喉元に入っていきフレッチャータップ!

1R一瞬ダウンした場面があったバトルだが、それ以外は危なげなく完勝。そろそろランカーとの対戦が見えてくるか。

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