UFC on ESPN+90:第3試合・ルーシー・プディロヴァ vs. アイリーン・ペレス

女子バンタム級

チェコのプディロヴァは一2017年にUFCと契約し、2勝1敗から4連敗してリリースされる。地元のプロモーションで5勝1敗の成績を残すと昨年再契約。再契約後は、以前は見せなかったテイクダウンからの攻めを使い、判定勝ちで成長しているところを見せたが、2戦目のジョセリン・エドワーズ戦では、テイクダウンから上をキープしたが、メディアの全員がプディロヴァを支持する内容だったにも関わらずスプリット判定負け。バックボーンはムエタイ。29歳。

アルゼンチンのペレスは昨年9月のパリ大会で、欠場選手の代役で1週間前にUFCデビューが決まった。しかし柔道エリートのエッガーに投げられまくって、最後はバックマウントからチョークで一本負け。2戦目はベテランのエバンス・スミスとの対戦で、簡単にテイクダウンを奪うとグラウンドで一方的に攻め続け、判定になったがUFC初勝利。29歳。

ミドルを入れたプディロヴァ。組み付いたペレスがボディロックからテイクダウン狙い。テイクダウン成功。ハーフ。プディロヴァが返そうとしたタイミングでマウントに。下からホールドするプディロヴァに肘を入れるペレス。プディロヴァしがみつくのみ。引き剥がしてパウンドを入れるペレスだが時間がない。ホーン。

1Rペレス。

2R。ペレスダブルレッグに。両足を束ねてテイクダウン成功。ハーフ。パウンドで削るペレス。プディロヴァ、下で動けず。グラウンドの実力差を感じていて動けないのか。ペレス足を抜いてマウントに。プディロヴァ、また下からしがみつくだけの高田ポジション。ペレスパウンドラッシュでストップを呼び込もうとするが、しがみついて抵抗するプディロヴァ。ホーン。

2Rペレス。しかし圧倒しつつもフィニッシュできない。ヒクソンみたいに残り10秒で腕十字を狙っていったら良かったのでは。

3R。ペレスすぐにシングルレッグ。片足でこらえるプディロヴァだが、ケージ際でボディロックに切り替える。テイクダウンをこらえたプディロヴァにハイを放ったペレスだが、プディロヴァがキャッチして逆にグラウンドで上を取る。ケージを使って立ったペレスのボディに膝を連打するプディロヴァ。引き剥がしたペレスだが、プディロヴァが打撃を打ち込む。ペレスタックル。押し倒してまた上を取るプディロヴァ。ペレス疲れたか?プディロヴァハーフから足を抜きにかかる。ケージを蹴って返そうとしたペレスだが、また下に。ペレス亀になりレッスルアップ。プディロヴァ立ってケージに押し込むとまた膝を入れていく。ペレスかなり疲れが見える。組んでもプディロヴァが組み勝ってテイクダウン。ハーフバックからパウンド。肘を入れると亀になったペレスからバックマウント。残り1分。プディロヴァチョーク。若干浅いか?残り30秒。足のロックが片方外れて凌いだペレス。タイムアップ。

3R10-8あるかどうかだが。

29-27、29-28×2の3-0でペレス勝利。

ペレスグラウンドで圧倒しつつもフィニッシュできず、3Rに失速したが辛くも逃げ切った。しがみつくしかできないほど差があったのだから、フィニッシュを狙いに行くべきだった。

3Rは10-8にするにはちょっと攻めが足りなかったか。プディロヴァはチョークよりパウンドで攻めていればよかったかもしれない。

 

タイトルとURLをコピーしました