UFC on ESPN52:第7試合・プナヘレ・ソリアーノ vs. ダスティン・シュトルツフス

ミドル級。

ハワイアンのソリアーノはUFC3勝3敗。ローカルでは全試合1Rフィニッシュ。コンテンダーシリーズの試合のみ判定勝ちだったが、UFCでの3勝もすべてフィニッシュ勝利(うち1RKOが2回)。しかし前戦はロシアのロマン・コプィロフに強打で攻めたものの、失速し初のKO負けを喫した。レスリングと柔道でハワイの高校州王者になっている。同じハワイ出身で現在もエクストリーム・クートゥアの同門・ダン・イゲに誘われてMMAを始めた。31歳。

シュトルツフスはドイツ系アメリカ人。幼少からレスリング・タンスードーなどを学び、ルタ・リーブリと柔術で黒帯を取得。大学時代にドイツに留学し、現在もドイツ在住。コンテンダーシリーズでは、現在UFC3連勝で次にランカーと対戦する女ー・パイファーを1Rに投げた際に右肘を脱臼させてのアクシデント的なTKO勝ち。が、UFC本戦ではカイル・ドーカス、ホドウフォ・ヴィエラ、ジェラルド・マーシャートに3連敗。UFC3勝4敗のドワイト・グラントにはテイクダウンからの押さえ込みで判定勝ちしたが、前戦はロシアのアブス・マゴメドフに前蹴りを効かされ、パンチ連打でダウン→パウンドでわずか19秒でのKO負け。メインカードに組まれているものの、負けて1勝5敗になったらリリースだろう。32歳。

打撃戦でソリアーノの右がヒット。一瞬ぐらついたシュトルツフス。ソリアーノ左ミドル。シュトルツフスも蹴りを返したがローブローに。再開。パンチで出るソリアーノ。シュトルツフスシングルレッグに。切られた。シュトルツフス前蹴りをボディに打つ。またシングルレッグ。そのまま組んでケージに押し込んだが、ソリアーノすぐに差し返して離れた。シュトルツフスの右がヒットしたが、ソリアーノが左を打ち返しヒット。右がヒットしてちょっとぐらついたシュトルツフスだがタックルへ。今度はスタンドバックに回った。そこから投げてテイクダウン。しかし押さえ込まれる前に立ったソリアーノ。引き剥がし離れた。残り30秒。左をヒットさせるソリアーノ。ホーン間際の右でソリアーノダウン!ホーン。

ほぼ手数が五分の中、効かせた打撃ではややソリアーノか?と思ったところでダウンを奪ったシュトルツフス。1Rはシュトルツフス。

2R。ミドル・前蹴りを入れるシュトルツフス。飛び込もうとしたソリアーノのパンチを入れ、距離ができると蹴りを入れていく。インロー。ソリアーノもパンチを出していくが、やや間合いが遠い。シュトルツフスの蹴りで間合いに入れない。左ミドルを入れたシュトルツフスに左を打ち返したソリアーノだが、間合いが詰まったところでシュトルツフスタックル。テイクダウンしてバックに回る。ソリアーノすぐに立ってスタンドバックの体勢。足をかけて倒すとパンチを入れる。すぐに立ったソリアーノ。正対したがその瞬間にタックル。テイクダウンしてバックマウント。チョーク。パームトゥパームからマタレオンに。喉元に入った!ソリアーノタップ!

シュトルツフス、きっちりフィニッシュしての勝利で、なんとか生き残ったか。

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