UFC296:第2試合・アンドレ・フィリ vs. ルーカス・アウメイダ

フェザー級

アルファメールのフィリは2013年のUFCデビューから10年。戦績は20戦で10勝9敗1分けと中堅クラスを維持しているが、ここ6戦では1勝4敗1NCと負けがこんできている。ボクシングが武器で、前戦はナサニエル・ウッドから1R・2Rにパンチを効かせる場面があったが、追い込んだところで逆にパンチを効かされ、ラウンドを取り合った3R目は両者見合いのまま勝負に行かず、結果ヒット数で下回ったフィリが判定負けしている。33歳。

アウメイダはここまで1勝1敗。UFCデビュー戦ではTUFウィナーのマイク・トリザーノにパウンドでKO勝ちしたが、今年6月の2戦目は、パット・サバティーニ相手にテイクダウンされるとポジションを取られ、グラウンドで劣勢な展開のまま、2Rに肩固めで一本負けした。フィリ戦は2月に組まれていたが、その時はフィリの負傷欠場で流れている。ここまでの14勝は9KO・5一本勝ちですべてフィニッシュしている。32歳。

フィリが詰めるが間合いに入らず牽制。アウメイダがパンチで出たところにフィリのパンチがヒット。カーフを蹴るアウメイダだが、フィリは左ミドル。アウメイダ出てきた。お互いの左がかすめる。プレッシャーを掛けるアウメイダ。カーフキック。もう一発。フィリも蹴り返す。お互い大きな攻めはなく拮抗している。しかしフィリの飛び込んでの右でアウメイダダウン!フィリすかさずパウンド!足で阻もうとするアウメイダだが顔面にもらっているアウメイダ。鉄槌連打!レフェリーストップ!

お互いが右を放ったが、ヒットしたのはフィリ。その一発でほぼ勝負がついていた。4年半ぶりのフィニッシュ勝利。

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