UFC297:第4試合・ジリアン・ロバートソン vs. ポリアナ・ヴィアナ

女子ストロー級

カナダのロバートソンは女子フライ級で8勝5敗の戦績を残すと、昨年4月からストロー級に階級を落とした。初戦は2R一本勝ちで、2戦目に早くもランカーのタバサ・ヒッチに挑戦するチャンスを与えられたが、ヒッチのスピードについていけず、タックルを切られパンチを打ち込まれる展開で判定負け。UFCでの9勝のうち一本勝ちが女子最多となる7回ある。UFC9勝6敗の28歳。

ヴィアナはUFCでの4勝はすべて1Rでの勝利。グラップラーで、下攻めが得意だが、グラウンドに付き合ってもらえない相手には苦戦する。前回はUFC女子最年少のヤスミン・ルシンドからテイクダウンから肩固めで見せ場のないまま一本負け。UFC4勝5敗の31歳。

ミドルを入れるヴィアナだが、ロバートソンがシングルレッグへ。テイクダウン。ハーフ。キムラを狙うロバートソン。クラッチした。外れた。上半身を押さえ込んで固めた。肘。ハーフの足を抜きに行く。肘を打ちながらマウントに。背中を向けたヴィアナから肩固め。足を絡めて耐えているヴィアナ。決まらず。ロバートソンハーフバックに。また上になり肘を落とす。残り1分。腕十字へ。スパイダーウェブからクラッチを切りに行く。ヴィアナスラムで叩きつけて防いだ。上になり鉄槌・パウンド。立ったロバートソン。ホーン。

1Rロバートソン。

2R。ロバートソンまたシングルレッグでテイクダウン。ハーフ。足を抜いてマウントにして肘。またうつ伏せになるヴィアナ。頭を抱えるだけのヴィアナにパウンド。先程とは別のレフェリーだが、ヴィアナ下で動いてストップを逃れようとする。しかしハイマウントになり肘・パウンドで打たれるヴィアナ。腕で頭を抱えたまま打たれるヴィアナを見てレフェリー止めた。

両者グラップラーだが、寝技のレベルには差があった。

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