ヘビー級。
ピーターセンは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。コンテンダーシリーズではシングルレッグや四つからのテイクダウンで上を取り、最後はサイドからのアメリカーナで一本勝ち。それまでは8勝すべてがKO勝ちだったが、グラウンドもけっこうできるところを見せた。28歳。
ポーグスもテイクダウン主体に攻めるスタイルだが、UFCデビュー戦ではテイクダウンしても立たれる展開での判定勝ち、2戦目はケージに押し込むのみとなり、中盤からカーフを蹴られて効かされ、ほぼ何もできないまま完敗した。28歳。
ピーターセンがプレッシャーを掛ける。ケージ際まで下がったポーグスに組み付くと押し込み。入れ替えて離れるポーグス。前蹴りを入れるポーグス。ピーターセンがまた組みに行くが、組ませないポーグス。ピーターセン今度はパンチで出ていくが、ポーグスのパンチももらっている。詰めながら組みに行くピーターセンにポーグスのパンチがヒット。組んだピーターセンだが引き剥がされた。詰めてくるピーターセンにパンチ・膝を入れるポーグス。ケージまで詰めてまた組み付いたピーターセン。ダブルアンダーフックからヒザを入れるがローブローになりタイムストップ。再開。また出るピーターセン。今度はシングルレッグ。切りきれず倒されたポーグス。立ち上がろうとしたポーグスをコントロールしながらパンチを入れる。亀になったポーグスだが押さえられて建てない。コツコツパウンド。ホーン。
1Rテイクダウンされるまではポーグスの打撃のヒットが上だったが、残り1分の攻防で前半の印象をひっくり返すことができたかは微妙。
2R。すぐにパンチで詰めるピーターセンだが、ポーグスはパンチ・ヒザをヒットさせる。ケージに押し込むピーターセンだが引きはがすポーグス。が、またケージを背負ったところで組まれた。倒せず離れるピーターセン。出ていくピーターセンにポーグスがパンチを入れる展開から、ピーターセンまたシングルレッグ。キャッチした左足を肩の上まで上げたがこらえたポーグス。ケージ押し込みからピーターセンまたシングルレッグ。しかしまたこらえきったポーグス。お互い今の動きでスタミナを使ったのか、肩で息をしている。ピーターセンのパンチがヒット。しかし前に出る圧力が弱まっている。残り1分。ポーグスから四つに組んだ。肘を入れ離れる。また出ていくピーターセン。飛び込んでワンツー。ホーン。
2Rテイクダウンは取れなかったが、打撃のヒットが増えたピーターセンのラウンド。
3R。2R後半から圧が弱まっているピーターセン。詰めるがケージまで下がらないポーグスがパンチを入れていく。ピーターセンシングルレッグ。しかし足に触らせないポーグス。四つに組んでケージに押し込もうとするが引きはがすポーグス。ミドルを入れたポーグスにカウンターのタックルを狙ったピーターセンだが切られる。その時にピーターセンの指がポーグスの目に入りタイムストップ。残り53秒から再開。休めたのか、ピーターセンの圧が戻っている。ポーグス下がって距離を取る。ピーターセン詰めてパンチをヒット。ポーグスが組んでしのごうとするが、離れ際にパンチを入れたピーターセン。タイムアップ。
3Rも微妙。
29-28×2、30-27の3-0でポーグス勝利。
全ラウンド微妙ではあったが、2Rはピーターセンだと思った。ピーターセン、テイクダウンを奪えないと厳しくなる。