鶴屋は優勝の大本命で、オッズも圧倒的フェイバリット。準決勝は膝の負傷があり、十分なトレーニングができなかったこともあって、初めてフィニッシュを奪うことが出来ず、3Rにはハイキックでダウン気味に倒されてもいるが、すぐに上を取り返して攻め判定勝ち。このまま無敗でUFCとの契約を果たせるか。ここまで8勝0敗の21歳。
ニウシュイエは一回戦はボーナス枠のインドネシア勢に1RKO勝ち。2回戦は昨年準優勝でUFCと契約できなかったチェ・ソングクと対戦し、打撃で攻めてフルマーク判定勝ちした。13勝2敗の23歳。
入場し笑顔を見せる鶴屋。
前後にステップしながら詰めていく鶴屋。じわじわ交代するニウシュイエ。鶴屋タックル。受け止めたニウシュイエだが、四つ組みでケージに押し込むと肩パンチ。かなり強めに入れる。右手を離してパンチを入れる。またクラッチして膝。入れ替えて離れたニウシュイエ。ジャブを入れるニウシュイエ。また詰める鶴屋。ニウシュイエがパンチで出るとバックステップしてかわす。ニウシュイエの左で一瞬バランスを崩した鶴屋。また詰める鶴屋。左を打ち込むとスリップしたニウシュイエ。鶴屋すぐに距離を詰めるとタックル。両脇を差されている鶴屋だが首投げでテイクダウン。袈裟固めからマウントへ。四の字バック。おたつロックからのツイスター。首を抱えてネックロックに。うつ伏せになりパウンドラッシュ。残り時間わずかなのでレフェリー流すかと思ったが、残り1秒で止めた。
鶴屋1R4分59秒KO勝ちでUFCと契約!
最後は止めても流してもいい場面だったかもしれないが、ここで止めてもらえた運も持っている。決勝で1Rフィニッシュはインパクト十分。
「負けを知りてえ!決勝なんで相手も強くて、判定になっちゃうかと思ったんですけど、フィニッシュできて良かったです。想像より早くフィニッシュできて良かった」