フライ級。今回は全13試合のうち、フライ級が5試合も組まれている。
本日最初の地元メキシコ勢・アルタミラノはUFC2勝2敗。デビュー戦はスプリット判定負け。2戦目は現在UFC5戦で未勝利のダニエル・ラセルダ相手にパンチでダウンを奪われたところからリカバリーし、テイクダウン後のパウンドラッシュでKO勝ち。3戦目は大振りの打撃を繰り返す相手からテイクダウンを奪っての展開で判定勝ちすると、4戦目でランカーのティム・エリオットと対戦するチャンスを得たが、常にグラウンドで下になる展開で、ガードからの腕十字も読まれて判定負け。33歳。
ブラジルのサントスは昨年8月のコンテンダーシリーズに出場が予定されていたが、相手の体重オーバーで試合が消滅。しかし翌月のUFC293でマネル・ケイプの対戦相手だったカイ・カラフランスが欠場すると、代役として緊急UFCデビューが決まったラッキーボーイ。初戦でいきなりランカーのケイプとの対戦となったが、1R序盤にダウンを喫したものの、スタンドで引かずにガンガン出てくるファイトスタイルで大いに盛り上げた。まだ23歳。
さっそく出ていくサントスだが、アルタミラノはステップしながら蹴りを放つ。飛び込んだところに右フックを合わせたサントス。左右のパンチを振って出るサントスにアルタミラノタックル。首を抱えたサントスだがテイクダウンされ尻餅をつく。寝かされずに立った。離れる。詰めていくサントス。アルタミラノ組み付いてボディロックからテイクダウン。バックを取らせて立つサントス。また倒したアルタミラノ。サントス立って正対するが、そこでまたテイクダウン。ギロチンに抱えているサントスだがサイドに着かれている。またケージを使って立ったサントス。スタンドに。ミドルを入れるサントス。右オーバーハンドを放つが、アルタミラノがかいくぐってタックル。テイクダウン。またケージを使って立つが、アルタミラノはボディロックを放さずまたテイクダウン。しかしサントスが下から足で離すと、残りわずかと見て立った。スタンドに戻るがホーン。
1Rアルタミラノ。
2R。アルタミラノのサイドキックでスリップダウンしたサントス。すぐ立つ。サントスパンチで出るがまた大振りで組まれた。離れるアルタミラノ。パンチで出てきたサントスに四つで受け止めたアルタミラノ。膝を入れて離れる。また飛び込んできたサントス。組まれた。離れるアルタミラノ。右ハイから右ストレートを打ち込んだサントスだが、アルタミラノタックルへ。テイクダウン。パスを狙うと後転から立ったサントス。離れる。パンチを入れたサントス。効いた?クリンチでしのいだアルタミラノ。離れると蹴りで間合いを詰めさせない。サントスが右で飛び込むとかわしてタックルへ。テイクダウン。パウンドを入れるがサントスも下から肘。ホーン。
2Rアルタミラノ。
3R。パンチで飛び込んだアルタミラノ。しかしサントスのパンチがヒットしぐらつく。出てきたサントスにタックル。シングルレッグを取るアルタミラノに対し、サントス背中に乗ってバックマウント。そのままグラウンドに持ち込みチョーク!顎の上。手を掴んで防ぐアルタミラノ。マウントに移行しようとしたが、蹴って離し立つアルタミラノ。スタンド。詰めるサントスに蹴りを入れるアルタミラノ。ちょっと疲れが見えるアルタミラノ。アルタミラノタックル。サントス首を抱えたがテイクダウンを許し下に。サイドに出たアルタミラノ。ケージを蹴って亀になったサントスだがバックに付くアルタミラノ。サントス立ったがスタンドバックに。正対したサントスだが、離れ際にパンチをヒット。サントスの右がヒット。アルタミラノ疲れがある。サントスがケージに詰めて大振りの右がヒット。距離を取るアルタミラノ。追いかけてパンチがヒット。サントスも大振りのパンチにスピードがない。テンカオを入れた。残りわずかでパンチで出たがタイムアップ。
30-27、29-28、29-28のスプリットでサントス勝利。
アルタミラノは信じられないというポーズ。絶対ないという判定でもなかったが。