UFC on ESPN+96:第1試合・アブドゥル・カリーム・アル・セルワディ vs. ルイク・ラジャボフ

ライト級。

本来地元でのデビュー戦となる予定だったサウジアラビアのセルワディ。現在はテキサス在住で、フォンテスMMA所属。中東のデザートフォースやBrave CFでキャリアを積んだ後、アメリカに移住し、LFAやFuryFCのフィーダーショーを経て、昨年8月にコンテンダーシリーズで勝利してUFCとの契約を決めた。Brave CFとFuryFCでライト級タイトルを獲得している。28歳で15勝3敗。

タジキスタンのラジャボフはUFC1勝1敗。こちらも現在はアメリカ在住でキルクリフFC所属。PFLでは2度決勝まで進出している。TUF31に出場予定だったが急遽キャンセルとなり、代替措置としてUFCデビューすると、テイクダウンを11度奪っての判定勝ち。その時は故郷タジキスタンでは深夜3時にもかかわらず、スタジアムでのライブビューイングに大勢の観客が詰め寄るほどに注目されていた。2戦目は昨年6月で、同じUFC1勝0敗のマテウシュ・レベツキ相手に1Rに左足を負傷。2Rは満足に立ち上がることもできず、右足にもカーフを効かされてダウンしKO負けした。33歳。

ステップを踏んでサークリングするセルワディ。バックスピンキック。右をヒット。ラジャボフ追っていくが、先に打撃をもらう。飛び込んで右を打ち込むと組み付いたが、セルワディが脇を差して入れ替え、ケージに押し込む。足をかけてテイクダウンを狙う。スタンドバックに。正対して引き剥がしたラジャボフ。またサークリングするするセルワディだが、先回りしてパンチを入れたラジャボフ。左がヒットしスリップ気味に倒れたセルワディ。ラジャボフパウンド連打。背中を向けて立とうとするセルワディのバックについてパウンドを入れる。立とうとするセルワディを投げて崩す。正対したラジャボフを仰向けに倒した。首を抱えるが立ったセルワディ。両者ケージ掴みがあり、レフェリーの注意で再開。ミドルを入れたセルワディだが、ラジャボフ首を抱えると頭部にヒザ!しかしセルワディの右フックも入りラジャボフちょっと効いた?膝を着く。ホーン。

1Rラジャボフ。

2R。ラジャボフ右をヒット。ケージに詰めてヒザ!セルワディタックルに入る。ケージに押し込みテイクダウン狙い。飛び込んだラジャボフだがセルワディがパンチを入れる。またサークリング。ラジャボフの飛び膝をかわしてパンチを入れた。詰めたラジャボフ。セルワディ回りきれずパンチを貰う。タックルに入ったセルワディ。切られたががぶる。振りほどいて立つラジャボフ。ラジャボフのテンカオに右フックをあわせたセルワディ。ラジャボフパンチで飛び込むとセルワディタックル。切ったが、再度テンカオを放つとタックルでテイクダウン。寝かせてハーフで押さえ込んだセルワディ。サイドに出たが、あえてハーフに戻すセルワディ。残り10秒で立ったラジャボフがアッパー・ヒザで出た。ホーン。

2Rはセルワディ。

3R。ラジャボフがシングルレッグ。しかしこらえて足を引き抜いて離れるセルワディ。逆にダブルレッグで倒した。ラジャボフ押さえ込ませずに立った。ラジャボフ右フックを打ち込むとテンプルにヒットしセルワディダウン!防御できず打たれているのに止めないレフェリー。セルワディが5、6発余計に殴られてからようやく止めた。

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